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榊原翼

~オリックス・榊原翼、待望の支配下登録 の巻~




 榊原翼

 オリックスは15日、育成の榊原翼投手(19)を支配下登録したと発表した。

榊原は16年育成ドラフト2位で浦和学院高(埼玉)からオリックスに入団。1年目の昨季はウエスタンリーグで13試合に登板し、2勝1敗3セーブ、防御率1・46の成績を残した。背番号は61

長村球団本部長は「去年1年間ファームで投げて着実に成長している。これから1軍の戦力になりうる」と支配下登録となった経緯を説明した。

この日の練習後に通達された榊原は「本当にうれしいです。と、同時にここからだなという気持ちが強くなり、身が引き締まる思いです。今までお世話になった方々へ恩返しができるように、そして、チームの戦力となって、勝利に貢献できるように、これからも全力で腕を振ります!」とコメントした。(スポーツ報知)

成長著しい榊原翼が、待望の支配下登録です。

育成ながら昨秋の高知キャンプに抜擢され、
今春の宮崎キャンプでは二軍スタートも、一二軍対抗紅白戦で2回被安打1無失点の好投をみせ評価を高めた榊原。

とくに伊藤との対決は圧巻で、
臆することもなく、自慢の快速球を低めに集め打ち取りました。

一つ上の吉田凌や佐藤世那と比べても劣っているところはありません。
支配下登録も当然です。



 クインテット

春季教育リーグでは、クローザーを任された榊原

大上段から振り下ろされる腕の振りは秀逸で、
力強いストレートの威力はチーム屈指。
また、落差の大きなカーブも武器で打者のタイミングをずらすのに効果的。

一昨年のドラフトでオリックスが指名した高校生投手は4人。
4位の山本由伸に、
6位の山崎颯一郎
9位の根本薫と、
育成2位の榊原翼

山本は言わずもがな。
山崎颯は今春の宮崎キャンプで一軍抜擢。
途中怪我でリタイアもその素質は首脳陣も高く評価しています。
打者転向した根本は台湾ウインターリーグで開花し、
紅白戦でも快打を連発。

そこに加わる、背番号61・榊原翼

次代のオリックスを支えるカルテット。
いや、同級生の岡崎を含めればクインテット。

彼らはいまだ10代。
彼らが奏でる高らかな未来に、期待せずにはいられません。



 一軍レベル

育成と支配下の違いは、一軍公式戦に出れるか否か。
二軍の戦力になるか否かではありません。

育成のままでも二軍戦には出場できるため、
育成選手は、
一軍レベルに達した、
すなわち一軍で戦える力があると認められない限り支配化登録されません。
ある意味、二軍選手よりも高い壁が聳えています。

長村の言葉を引用するまでもなく、
榊原のピッチングは十分に一軍レベル

私的には、短いイニングであれば山本由伸にも引けをとらないレベルかと。

キャッチャーミットが引きちぎれそうな榊原のストレートを、一日も早く上の舞台で観たいものです(マスクもよく人気も出そうです)。



 厚み

もちろん、榊原の支配下登録は自らの力で勝ちとったもの。

しかしながら、フロント・首脳陣の決断の裏には、
一軍ブルペン陣の不振も影響したのではと考えています。

復活待ち遠しい黒木は、福良がストレート縛りを命じているようにまだリハビリ途上。
紅白戦で好調だった近藤は、強風のなか投げた西武戦以降調子を崩し、
結局中継ぎ再転向の小林も下降線。

いまのところベルペン陣で計算が立ちそうなのが、
新入団の増井と、大山、金田くらい。

そこに比嘉や岸田のベテラン勢と澤田が加わる現状はちょっと寂しく、
塚原や海田もまだ時間がかかりそう。

ここにキップのいい榊原や先発争いに敗れた場合の山本由伸が入ってくれば、
だいぶ厚みが増すこととなります。

榊原には、かなり期待しています。



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