祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

榊原翼

~オリックス・榊原、開幕一軍 の巻~




 決起集会

開幕を二日後に控え、敵地・博多に到着した戦士たちは、
ヤフオクドームでの練習のあと、決起集会

昨年よりも、一昨年よりも確実に戦力アップしたオリックス。
22年ぶりの悲願成就に向け、決意を新たにします。

昨年は開幕二日前に発表された開幕一軍メンバーは、今年はまだ発表されず。

しかし、報道やファームでの出場メンバー、あるいはSNSをみると、
ある程度推測もできるようで…。



 『1番使いたい投手』

 オリックスの榊原翼投手(19)が、開幕1軍に抜てきされることが27日、分かった。19日に育成選手から支配下登録されたばかり。25日の阪神とのオープン戦で見せた快投が評価され、急きょ1軍入りが決まった。

ロッカーに置かれていた新幹線のチケットを見て、声が出た。「行き先が博多になっていたので、オーッ!となりました」。印字が名古屋なら2軍の遠征先。まさかの1軍切符に思わず興奮した。

当初は長いシーズンを見据えて、1軍相手にどんな投球ができるかという1試合限定のテストだった。そこで鳥谷をフォークで空振り三振、糸井を147キロで左飛、ロサリオをスライダーで見逃し三振に斬った。

福良監督は「球の強さもあるし、1軍で投げてもバタバタするところがなかった。去年の秋から投手コーチが『1番使いたい投手』と言ってたからね」と抜てきの理由を説明した。近藤、黒木、増井とつなぐ勝ちパターンに加えて、快速右腕が加われば厚みを増す。オープン戦登板がわずか1試合と相手にデータが少ないのも利点。いわば秘密兵器だ。

浦和学院から16年度育成ドラフト2位で入団した2年目は「ソフトバンクはいい打者が多い。柳田さんに直球で勝負してみたい」と意気込んだ。(デイリースポーツ)

オープン戦での榊原の快投後、福良が「1軍で何かあったときに呼ぶ準備をしてもらうため、きょう投げさせた」と語っていたように、その登板はいつか訪れる日のための予行演習のはずでしたが、
榊原翼、
大逆転で福岡行きの切符をゲット。

わずか1試合、わずか1イニングの登板も、
その才を認めさすには十分な内容でした。

あのピッチング、
ファームでの投球をみれば、
榊原の開幕一軍に反対するファンは誰もおらず、むしろ諸手を挙げての賛成の声が多数でしょう。

福良の英断に拍手です。



 榊原翼

榊原が支配下登録されたときにも書いていますが、
育成のままでも、二軍戦さらにはオープン戦の出場は可能。
つまり、
一軍の試合に出場できる力があるか否か、それだけが支配下登録への分岐点。

すなわち、
支配下登録されたということは、
それだけの力を榊原が有しているということ。

それならばもったいぶることはなく、
使える目途が立てば使わないと損。
もちろん、
オープン戦登板1イニングとか19歳とかは全く関係なく。

また一人、キップのいいピッチャーがブルペン陣に加わりました



 T-岡田

競争社会。
嬉しいニュースばかりではなく。

打撃不振のオリックスT-岡田外野手(30)が開幕の1軍メンバーから外れたことが分かった。

30日ソフトバンクとの開幕戦に向けて練習が行われたヤフオクドームで、福良監督はT-岡田について「本人もあのまま来ても調整不足というのがある。自信を持って入っていく方がいい。そういう姿になってから」と説明した。

T-岡田が開幕を2軍で迎えるのは14年以来、4年ぶり。この日はウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ球場)に出場し、4打数1安打だった。(日刊スポーツ)

昨日の予想では、開幕一軍と開幕スタメンと予想していたTですが、
無念のファームスタート

昨日の記事でも書いていますが、
Tの自信なさげな態度は、一軍入りを躊躇させます。
「自信を持って入っていく方がいい」と福良が語っているのはまさにそういうことでしょう。

オープン戦では結果が出ませんでしたが、
打撃不振というよりも、脇腹痛と頭部死球による調整遅れが原因

二軍スタート決定ということで、無駄に焦る必要もなくなりました。

二年前同様、再び田口の教示を受け、
Tらしい姿になって戻ってきてほしい。



小田裕也

福岡での決起集会には、武田、小田、鈴木昂平、西野の姿が。

とくに、
小田に関しては、厳しいことをたくさん書いてきましたが、
春季キャンプ、オープン戦と結果を残しての抜擢。

福良が標榜し続けた「競争」の勝者としての一軍入りに、素直に拍手を送りたい。




 岸田から榊原へ

最後に、スポニチの記事より、
支配下登録を果たしたときの榊原のコメントを。

尊敬する選手は岸田さん。ストレートの球質も憧れですけど、本当に人間性が素晴らしい方。僕も、いつも声を掛けてもらっています」

対して岸田は、

支配下登録の連絡があった直後に“おめでとう”って言いましたよ。本当にいいヤツだし、直球も力強い、いいボールを投げる。頑張ってほしいですよね

そして、今日の日刊スポーツより。

先日、2軍落ちしたベテラン岸田から「お前は頑張ってこいよ」と激励され「すごくグッと来ました」

自らの立場を顧みず後輩の活躍を素直に喜べる先輩と、
その先輩を心から尊敬してやまない後輩のいるこのチーム。

弱いはずが、なく。



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