~オリックス・佐野皓大、タイムリーエラーに三塁打にギャンブルスタート の巻~
2失策
五回のピンチを継投で切り抜け、1点リードで迎えた七回裏。
先頭打者をショート・大城のエラーで出し、続く遠藤の犠打がライン上切れずにヒットとなっては、オールドルーキー荒西もさすがに動揺。
3本のタイムリ―を浴び、最後に佐野のファンブルで大量失点。
接戦を2失策で落としました。
これが公式戦だとかなり痛い負け方で、
仕上げの時期に入ったオープン戦最終週の中日3連戦を、1勝2敗と負け越しました。
スタメンショート・大城滉二
本日のスタメンショートは大城滉二。
タイムリー含む2安打を放ちながら、手痛い失策で帳消しに。
守備率100%はあり得ずエラー自体は仕方ない面はあるものの、大城は大事な場面でのエラーが多い印象。
~オリックス・安達了一、打率,150 の巻~で書いたばかりですが、大城にしても福田にしても、安達の守備力には到底及ばず。
しかしながら、いくら西武・源田が称賛する守備力を安達が備えていたとしても、打率,136の選手は使えず。
次世代遊撃手を最優先ポイントとした昨年のドラフト。
想定より早く、安達の後釜が必要となってきた気がします。
そして佐野。
野手転向1年ちょっとの選手ですからミスはある程度折り紙済み。
しかし、舞洲でもレフトで目測誤り勝ち越し打を許したように、外野守備は正直拙い。
そして、外野手のエラーは大量点に結びつき。
ただ、打席数少ないといえど打率は三割を超え、盗塁数6はパリーグ1位。
さらに今日の試合では前進守備をかいくぐってのギャンブルスタートで本塁を陥れる。
今日の試合でも一番で起用されたように、西浦の勢いが急停止したいま、ウイークポイントはあれど非常に使いたくなる選手。
スイッチという高い壁に向かう姿勢も好感がもてます。
松葉負傷交代
先発は松葉貴大。
いつもののらりくらり投法でQSクリアを狙いますが、五回途中、打球を足に当て降板。
歩いてベンチに戻りましたが、さて開幕ローテはどうなるか。
現状、松葉は先発6番手で、厳しい言い方をすれば代えのきく選手。
松葉が万全でないとすれば、松葉以上のピッチングができていた小林慶祐にK‐鈴木の出番。
大城、佐野のエラーあれど、荒西のピッチング自体もいまひとつ。
舞洲での西武戦でもそうでしたが、ストレートを捉えられる場面が増えてきました。
左右のジョーカー
今日の見どころは、五回裏。
松葉が残した一死満塁のピンチでマウンドに上がったのは比嘉幹貴。
緊急登板にもかかわらず、アウトローに4球続けて空振り三振。
続く打者は、才能開花の高橋周平。
ここで比嘉から左の齋藤綱記にチェンジ。
こちらも決め球のスライダーをアウトローに4球続けて空振り三振。
満塁のピンチを脱しました。
山田が不調でファーム落ちしたいま、
右のジョーカーは比嘉で、左のジョーカーは齋藤。
齋藤綱記、
開幕札幌凱旋がみえてきました。
レジェンド・イチロー
名古屋でのオープン戦以上にオリックスファンの注目を集めるMLB公式戦、アスレチックスvsマリナーズ。
オリックス出身のレジェンドが第一線を退く意向を固めたとのこと。
いろいろ思うところはありますが、またオリックスの試合のない日に。
今日はただ一言だけ。
夢をありがとう、イチロー。