~オリックス、石岡躍動・紅林豪打・佐野好守で3連勝! の巻~
ロッテに連勝
石岡諒太のトレード加入即活躍もあり、神戸でロッテに連勝。
4カードぶりのカード勝ち越しで、借金は3。
順位は5位も、首位ソフトバンクとのゲーム差は5.5で日本ハム除く5チームが団子状態のパリーグ。
福岡に移っての首位ソフトバンクとの3連戦は一気にゲーム差を縮めるチャンスです。
ワゲスパック
初戦の先発は先発再復帰のワゲスパック。
惚れ惚れする高めの真っすぐを武器に三振の山を築きます。
そのワゲスパック、六回に先頭のリチャードに本塁打を打たれ、この時点で球数は70。
崩れる予感が若干漂ってきましたが、次打者の川瀬を高めのボール球で空振り三振に斬ったのが大きく、これを含めアウト3つを全て空振り三振にまとめ、92球でお役御免。
6回/9奪三振・1失点。
先発の務めを十分に果たしてくれました。
石岡諒太
攻撃陣では、一番に入った石岡諒太と紅林弘太郎。
石岡は初回、内野安打で出てプロ初盗塁。
続く宗のセンター前で一気にホームイン。
三回には犠打を決め、五回の第3打席はヒット。
七回には無死三塁から頓宮が三振に倒れ、嫌な流れのところで粘って四球を選びチャンスを拡大。
中川の押し出しに繋がりました。
働き場を与えてもらうことが選手にとっていかに大事か。
今冬行われるであろう現役ドラフトの意義がここにあります(MLBのルールファイブドラフトとは中身がだいぶ違い、その意義通りのものになるか懐疑的ですが)。
紅林弘太郎
紅林は二塁打出ればサイクルの猛打賞。
最終打席、いい当たりのライトフライ、打った瞬間は喜びましたが。
ワゲスパックの跡を継いだ阿部翔太。
柳田、柳町にはフォークが高く入りやられましたが、次打者正木への外真っすぐで落ち着き、1失点でなんとか凌ぎます。
佐野皓大
そしてこの試合のハイライト、八回裏、佐野皓大のダイビングキャッチ。
二死二塁、バッターは柳田。
真正面から右方向にきれていくかなり難しい打球をなんとか捕りました。
抜けていれば柳田ですからランニングホームランもあった場面。
一発出れば同点で真打ち柳田の登場。
そして柳田の快打。
ソフトバンクファンのボルテージが最高潮に達していたなか球場全体が一瞬静まり返ったところに、このプレーの凄さが如実に表れています。
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