祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

佐藤義則

~オリックス、佐藤義則招聘ならず の巻~ 




 退団

延長サヨナラで日本一に返り咲いたソフトバンク。
歓喜の輪のなか、鳥越コーチ同様、どこか冷めた表情が印象的だったソフトバンク投手コーチ・佐藤義則

既に今季のコーチングスタッフは発表済みで、
オリックスに来ることはないだろうと思ってはいましたが、その表情をみてかすかな期待を抱きました。
そして、
日本一の翌日にこんな記事が。

ソフトバンクは5日、松坂大輔投手、大隣憲司投手、島袋洋奨投手の3選手と来季の選手契約を結ばない旨を通告したことを発表。 また、佐藤義則一軍投手コーチ、鳥越裕介一軍内野守備走塁コーチ、清水将海一軍バッテリーコーチも今季限りで退団する。

「2度日本一になって良かった。それなりにできた」と佐藤コーチ。来季は古巣の楽天でコーチをするといい「(ソフトバンクを)倒せるようにやりたい」と打倒ソフトバンクに意欲を燃やした。(スポニチアネックス)

試合を観ていても、どこかよそよそしかった工藤と佐藤の仲。
ゆえに今季をもっての佐藤退団を予想し、次の働き場所は古巣のオリックスであることを切に願っていたのですが、
行先がまさかの楽天とは…。



 叶わず

調べてみると、楽天の来季のコーチングスタッフは未発表。
一人投手コーチが退団し、一軍投手コーチを務めた与田の二軍への配置転換は発表済み。
空いた枠に佐藤が加わるのは、楽天ファンならば予想できたことかもしれません。

オリックスOBの藤井が12球団屈指の打撃コーチならば、
オリックスOBの佐藤が12球団屈指の投手コーチであることに疑いはなく、
よって佐藤の帰還を、藤井同様ずっとずっと待ち続けていたのですが、今年もかなわず

「(ソフトバンクを)倒せるようにやりたい」と打倒ソフトバンクに意欲を燃やすのは結構ですが、
現役生活のすべてを過ごしたオリックスで燃やしてほしかった。

阪神監督時代のみならず、楽天でも佐藤を呼び、投手部門を託した星野仙一の誘いだとは思いますが、
やっぱり悔しいです…。



 線の細さ

 オリックス・福良淳一監督(57)が4日、チーム巨大化に向けて自ら動いた。高知での秋季キャンプ3日目。ルーキーの岡崎、3年目の宗ら線の細い選手をつかまえて補食の重要性を説くとともに、練習メニューにもその時間を組み込むよう指示した。

かねて他球団に比べて選手の体格が劣ると感じていた。この日までキャンプ視察に訪れていた球団の管理栄養士・河南こころ氏に直接、問題点を聞くと、原因は意外なもの。選手はおにぎりなどを携帯しているものの、次から次に練習メニューがあるため食べる時間がないというのだ。

そこで指揮官自ら「食べるのも練習だから。明日からは食べるまで次のメニューに行くな」と指示。5日以降は練習メニューに「おにぎりorゼリー」の項目が加わることになった。(デイリースポーツ)

明らかに線の細い選手が多すぎるオリックス
投手や一年目の岡崎はまだいいとしても、宗や武田、吉田雄人ら特に高卒選手の体をみると一発など期待できそうになく
2年目の大卒・大城も同じで、いつぞやのインタビューで「外野まで飛ばないんで」と自虐気味に答えていたほど。

体の大きさだけで本塁打が打てるわけではありませんが、
飛距離を出すにはウエイトが必要なのも事実。

小宮山悟もオリックスの選手を観て、線の細さを批判していました。
一年中野球漬けの日々をしていてなぜ体が大きくならないのか」と。

結局、
野球漬けの日々を送っていないんだろうと、私なりに勝手に推量していました。



 カロリー制限

その原因、栄養士曰く「食べる時間がない」ですか…。

体を大きくするにはカロリー摂取が第一条件ですが、
この栄養士、オリックスでも一番といってもいいくらい線の細い佐野に、カロリーコントロールでご飯を毎食一杯に制限していた人。

そのことば、信じるに足りません。

佐野に対して何キロカロリーの摂取を求めていたのか聞いてみたいほど。
モデルでもあるまいし、
21歳の男子、しかも体力が資本のプロ野球選手で毎食ご飯一杯なんて非常識にもほどがある。

とにかく食べ、
そしてその栄養をもとに、筋トレで筋繊維を太くしていく。
これの繰り返しで体は大きくなります。

「食べる時間がない」という言葉を鵜呑みにして、おにぎりorゼリーの時間を設けるよりも、
筋トレの時間をつくった方が効果的でしょう。



 園部聡

と書いてきましたが、
その例に洩れ、一人ぶくぶくと太った園部

自己管理不足で、キャンプ初日にわずか6時間で二軍へ強制送還となったにもかかわらず、
シーズンを終えたいまも肥えたまま

それで結果を残しているならばまだしも、二軍での成績もさえず、一度も一軍に呼ばれぬままシーズン終了。
そしていま、
高知にもいない

同期の奥浪が志半ばで去り、高校生カルテットも解散。
吉田雄人も舞洲残留組。
置かれた立場を考えると、5年目の来季は吉田ともども背水の年となります。

痩せる気がないならそれも結構
実際、西武の中村や山川は園部以上の重量感。
ただ彼らと決定的に違うのは、結果を残したか否か

「白猫でも黒猫でもネズミを捕る猫はいい猫だ」とは、鄧小平の言葉ですが、
園部聡、
来季は覚悟をもって、
たくさんのネズミを捕ってくれることを期待します。




-佐藤義則
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