祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

園部聡

~オリックス、園部いきなり大活躍!の巻~

六番DH・園部

昨日の敗戦後、園部の昇格が決定したとの報道がされました。
奥浪が昇格した阪神戦以来ですね、
野球中継が待ち遠しかったのは

最近の野球観戦は精神鍛錬の場になってましたからね。

で、園部、
いきなりの六番DHでの先発起用です。

第一打席は、スタンリッジのスライダーに合ってなかったものの、粘って八球目。
そのスライダーをとらえた打球が、三遊間をしぶとく破り、
プロ初打席をヒットで飾りました
一塁塁上でも笑顔を見せることなく、きりりとした表情が印象的でした。

解説の有藤も言ってましたが、
園部、どっしりとしたプロらしい体型になりましたね。

オリックスの選手は、小島や武田など、もちろんタイプは違いますが、なかなか肉のつかない選手が多いなか、
園部のあのしっかりした下半身は、いかにも長距離砲のもの。
術後の苦しい時期を無駄に過ごしていなかったのがよくわかります
よく頑張りましたね、園部くん。




サクセスストーリー

二日連続の完封負けを覚悟しだした頃に、
まさかの反撃を開始したオリックス。

糸井の二塁打で追いつき、
クラーク敬遠で迎えた、園部の第四打席。
甘く入ったストレートをレフト前に運び、プロ入り初打点
そして、決勝打。
園部の一打がチームを勝利に導きました。

甘いストレートだったとはいえ、
それを逃さずとらえた園部の勝ちです。
バットをしっかりと振る姿、
迫力ありました。

3日前に育成から支配下復帰。
一軍昇格。
即スタメン。
ヒーローインタビュー。
こんなサクセスストーリー、なかなかみられません

そして、
園部に出番を奪われた奥浪は、
園部のこの活躍をどう感じるか。
同期で同ポジションの二人。
今日から、長い長いライバル対決の始まりです。




西野スタメン落ち

園部とともに一軍に上がってきたのは塚原と岩崎。
塚原は勝ち越し直後の七回をしっかり抑え、
岩崎は、園部同様、即スタメンのセカンド起用。
初回、先頭打者の一二塁間を抜けようかという当たりをダイビングキャッチで阻止。
ファーム落ちとなったあの日の屈辱を、自らのプレーで雪ぎました

岩崎のプレーに触発されたのか、
スタメン落ちとなった西野も八回のピンチで好守をみせ、存在感を示す。
いい流れでしたね。
西野も最近は攻守に精彩を欠いていたので(特に守)、
このスタメン落ちはいい刺激となったことでしょう。

無意味な前進守備で2点を先取された点は、首脳陣の大きな反省材料ですが、
選手起用はお見事だったと思います。
惜しむらくは、
奥浪をスタメンに起用してほしかった。
高卒3年目の3人がスタメンに並べばもっと爽快だったでしょうが、
まあそれは次の機会に。
そう遠くない未来に叶う願い事でしょう。

-園部聡
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