祈優勝! オリックスバファローズ

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杉本裕太郎

~オリックス・杉本裕太郎、スコアボード直撃弾 の巻~




魅了

 オリックスの杉本裕太郎外野手(28)が4日、自慢の怪力で高知・秋季キャンプに集まったファンを沸かせた。

フリー打撃で120メートルの中堅フェンスを軽々越えた打球は、スコアボード左の打順番号「2」の部分付近に直撃した。スタンドのファンからは大きな拍手が起こり、杉本も「ありがとう!」と笑顔。スコアボードが破損することはなかったが、推定140メートルの飛距離に周囲を驚かせた。(スポーツ報知)

未完の大器が自慢のフリー打撃で今日もファンを魅了。

フリー打撃でスタンドに次々と放り込む杉本のえげつない打球をみた日本ハム・大田泰示はおもわず「たまや~」とこぼしたそう。
ファンのみならずプロの長距離砲すらも魅了



「観ると使いたくなるから」

そのフリー打撃は当然に監督・西村も魅了しますが、その西村は杉本のフリー打撃を観ていないとのこと。
理由は「観ると使いたくなるから」

穴が多く確実性いまひとつも、その長打力はオリックスに最も欠けているもの。

我慢して使うべきだけの才能を備えた選手も、指揮官は短所を気にして使わない、使おうとしない




本塁打数と三振数の相関

フリー打撃等見る限り、オリックスでフライボール革命の核、バレルゾーンを意識した打撃を行っているのは杉本だけでは。

三振の数をいろいろ言う人もいますが、本塁打数と三振数が比例的関係にあるのは歴史を見れば明らか。
フライボール革命後のMLBではより顕著で、長距離砲にそういうことをいえば最大の魅力を消すことに繋がります。
あの中村剛也ですらそうであったように。

いまの杉本に確実性まで求めるは酷。
誰にでも一定の確実性を求めるのであれば、福良や西村のように走攻守平均60点弱の選手を使えばよいだけ。



我慢と貧打

規定打席未満ながら二軍での打率は,277
杉本より確実性を求められる、宗に西浦、西村、後藤よりも上。
本塁打14は、ウエスタン日本人トップでリーグ2位。
そして、OPS.851はオリックスではトップ。

杉本の(いまの)不幸は、指揮官に編成トップが非確実性が伴う大砲に寛容でなく我慢ができないこと
そしてもう一つは、オリックスというチームがあまりにも貧打であること。
未完成の大砲を打線の核・四番に据えなければならないほどに。

八番あたりに杉本を置き経験を積ませることができれば、チームにとっても杉本本人にとっても大きいのですが…。

そしてもちろん、
杉本自身のさらなるレベルアップも当然に必須。
不幸を打破するだけの力は、十分に備えています。





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