祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

鈴木昂平

~オリックス、二番ファースト・鈴木昂平 の巻~




増井、二軍落ち

昨日の試合で、今季何度目かのリリーフ失敗となった増井が二軍落ち
1勝1敗18セーブも、防御率5.54が示すように、打たれ出したら止まらず悪いなりのピッチングができていない。

昨日の試合ではイニング完了させることなく、増井を降ろした西村。
クローザーの矜持を考えればなかなか難しい決断も躊躇なくベンチを出、試合後にはファーム降格の英断

前オリックスのクローザー・平野佳寿が幾度もリリーフ失敗を重ねても、
チームの勝利よりも一個人を優先し「信頼していますから」の一言でマウンドに上げ続け、結果平野自身に降格を願いださせた優柔不断な前監督に比べると、決断力は優れています。



疲労と元気のなさ(と申し訳なさ)

あとは増井自身が調子を戻すのみ。
疲労が原因と考えているのであれば、まずはしっかりと休み体調を整えて。

本日、今年の夏の陣ユニの発表がありましたが、そのモデルとして増井も登場。
表情からも疲労と元気のなさ(と申し訳なさ)が窺えますが、もう終わったこと。

まだまだ増井の力が必要。
契約もあと2年半あり、立ち直ってもらわなければいけない選手です。



犠打

昨日の試合で増井の後を受けてマウンドに立ったのは、近藤に山崎福也に比嘉。
増井と近藤のストレート、球速はさほど変わらずといえど、増井は垂れ近藤は伸び。

山崎は1回2/3で、2四球(+1敬遠)。
昨日の記事で、阪神の積極的守備を称賛しましたが、攻撃面は消極的で、十一回は一死一塁から、十二回は無死一塁から四球直後の打者にともに犠打を命じ。

犠打ほどありがたいことはなく、とにかく山崎が犠打をさせるためにストライクを入れてくれることを祈っていました。

助かりました。



二番ファースト・鈴木昂平

チームが勝つには、ファンの予想をいい意味で裏切ってくれてもらわなければなりません。

たとえば、阪神初戦は八回の代打・後藤のヒット、
二戦目はスタメンサードの鈴木昂平の好守。
なぜここでこの選手を起用するのか?と懐疑的にみられる選手が活躍すれば、チームの勝利は近づき名采配と賞されます。

三戦目の?は、衆目の一致するところで、二番ファースト・鈴木昂平

点取りゲームの野球において、
ファーストが、守より打に重きが置かれるポジションであることは自明の理。
そのことは多くのチームが一塁を助っ人に任せることでも明らか。

そこに打率1割台の鈴木を置く。
相手先発が左といえど。

意味が分かりません。



二番・鈴木昂平、二番・トラウト

実のところ、
一塁云々よりも鈴木のスタメン自体に懐疑的だったのに、さらにその鈴木が任されたのが吉田正尚の前の二番

意味が分かりません。

飽きるほどに書いていますが、
MLBではボンズ時代に論じられた三番vs四番最強打者論はすでに過去のものとなり、いまや二番最強打者論で決着をみています。
大谷がMLBで四番を打ったということがマスコミで騒がれましたが、こんにち真に話題となるべきは二番を打った時であり、実際に四番より二番の方が任されるのは遅かった。
いまエンゼルスで二番を打つは、史上最高年俸での契約となったマイク・トラウト
球界最高打者がずしりと二番に座っています。

さらに言えば一塁は、3000本安打に600本塁打で野球殿堂入りが確実視されるアルバート・プホルスが守っています(力の衰えは顕著ですが)。



ゲッツー

その二番に打率1割の鈴木昂平が入る。

中日も打率1割にも満たない三ツ俣を二番に置いていましたが、やはり弱いチームには弱いなりの理由があります。

だがしかし、
その鈴木が上述の通りファンの予想を裏切る活躍をしてくれればよかったのですが、数字は正直でそううまくはいかず。

初回のヒットでおっと驚くも、
第二打席はゲッツー
第三打席は三振、
第四打席もゲッツーでことごとく吉田の前でチャンスを潰す。

これは鈴木のせいでなく、
鈴木を使った、鈴木を二番に置いたベンチのせい



高い守備力があるがゆえに

このチーム、
攻撃面は吉田正尚の前にいかにランナーを溜めるかが全てといっても過言ではなく、その点から見れば鈴木の二番起用は全くの失敗

また鈴木のスタメン起用に関していえば、
守備力がチームトップクラスであるため、一点を守ることが重要となる試合終盤になればなるほど鈴木を代えにくくなっていき、その結果としてチームの得点機会が失われるという弊害が生まれます。
このことは後藤駿太に関してもまったく同じことが言えます。

ゆえに、
もう一点が欲しかった六回の場面で鈴木に代打を送って勝負をかけることができませんでした。



vs左腕・今村

鈴木個人に恨みも責任もないものの、
鈴木をスタメンで使ったのがミスで、
鈴木を二番に置いたのもミス。

ファンが首を傾げたとおりの結果となり、
その結果、ファンの心に苛立ちや憤り、不満が蓄積されていき、いまに至ります。

明日からは東京での巨人戦。
先発は山本由伸vs今村信貴
今村は大阪・太成学院大高卒の左腕

これでまた、
鈴木昂平を二番ファーストでスタメン起用したならば…。



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