~オリックス、練習試合2敗1分け の巻~
2敗1分け
対ソフトバンクで始まった開幕前の練習試合。
最初のカードは、白星なしの2敗1分けで終了。
ソフトバンクとの力の差をまざまざと見せつけられた3連戦でした。
たとえば韋駄天・周東。
昨年までは足だけの選手も、自らの課題である打撃を徹底的に鍛えスイングは速く強くなり、打球には鋭さが生まれ、層の厚いソフトバンクでもレギュラーを取れるだけの力が備わってきました(オリックスならば不動のレギュラー)。
翻ってオリックス。
速球に押されて力のない打球で凡打の山。
荒西、K‐鈴木
開幕ローテ入りを狙う、荒西とK‐鈴木が登板。
先発の荒西祐大はフォームをサイドに戻したせいか、シンカーのキレは増した印象。
二回までのピッチングを続けられれば。
二番手にK‐鈴木。
こちらも3イニング目に崩れて1失点。
外国人枠に泣きそうなアルバースに及ばず、開幕ローテ入り決定とはならず。
後藤駿太
後藤駿太が同点弾。
本塁打自体が少なく、センターバックスクリーンへの一発は初めて観ました。
これまで期待を裏切られ続け、昨年の山崎福也のようにプレシーズンマッチでどれだけ結果を残してもそれを盲信できないのが個人的心境。
ただこれまでと違うのは今年がFAイヤーになる可能性が高いということ。
ジョーンズの守備
アダム・ジョーンズが練習試合再開後初ヒット。
ただそのタイムリーよりも気になったのは、緩慢な守備の方。
二回一死二塁で内川がライトフライ。
二塁ランナーは悠々と三塁に進みましたが、その返球は山なりで内野にポトリ。
三塁が間に合う間に合わないは問題でなく、あのような適当な返球をしていると走塁への意識が高いNPBでは確実に狙われます。
たぶん、開幕後ソフトバンクのみならず他球団も同場面ではスピードを緩めず本塁を狙う意識で動くはず。
実績雲泥の差の佐竹がしっかりと注意できるか。
ここにかかっています。
死球
心配なのは死球で途中退場の中川圭太。
右手人差し指に当たってアイシングで様子見とのこと。
紅白戦練習試合と、らしい打撃でチームに不可欠な存在と自ら証明してきた中川。
なんとか軽症で済んでほしいところ。
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