祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

駿太

~オリックス・駿太、粘ってつなぐ! の巻~

 狙い通り

1点リードの九回、一死一塁。
のしのしと打席に向かうは、西武の四番・中村。
昨日の欠場を除くと、開幕から17試合連続ヒット中の中村はここまでノーヒット。
嫌な予感が漂います。
また、中村を抑えたとしても次打者はメヒア。
となると、狙うはここでのゲッツー

金子-伊藤のバッテリーはスプリットでひっかけさせる作戦で、
強振した中村の打球は、バッテリーの狙い通りのサードゴロ
5-4-3とわたってゲーム終了。

今日も1点差ゲームを制したオリックス。
2連勝です。



 駿太の粘り

両投手の好投もあり、早いペースで進んでいった今日のゲーム。
試合が動いたのは、5回裏、オリックスの攻撃。

先頭のモレルが四球を選び
伊藤がきっちり送って一死一塁。
バッターは九番・駿太
早々と追い込まれるも、ファール4つで粘ってフォアボールをゲット
これが大きかった。

昨年までの駿太なら、淡白なバッティングで工夫なくあっさりと終わっていたことでしょう。
それがこの粘り
これが「つなぐ」ということ。
一人一人がチームのために動く。
そしてその姿をみた次打者はその姿勢に報わんと努力する

その結果が5回の怒涛の5連打でしょう。

まさに、チーム一丸の「つないだ」攻撃でした。



 エース復活

4点もらった直後の6回。
突如乱れた金子でしたが、
振り返れば崩れたのはその回だけ。

そして、
追いつかれなかったのが、
金子とディクソンの差。

九回を被安打4、119球の完投勝利です。

八回を終わって111球。
九回は平野という選択肢もあったなかでの、金子の続投。
金子に対する首脳陣の信頼の厚さを感じました。

これで5戦4勝
防御率は1.70
エース復活と言っていいでしょう。



笑顔

しかし、5回の攻撃。
打球の行方に一喜一憂するベンチの選手たちをみて、
このチーム、本当に変わったなと実感しました。

宮崎の殊勲打の場面。
まるでサヨナラ勝ちしたかのように喜ぶ選手たち。
ガッツポーズするチームリーダーTのそばで微笑む、鈴木昂平、吉田雄人。
吠える駿太、
守備のミスを取り返すことができた安堵をひとりかみしめる宮崎。

いいチームになりました

そして、
以前、その沈鬱な表情が布教に失敗した宣教師のようと書いた、モレルからこぼれた笑顔

ほんとにいいチームになりました

さあ明日は、日程の関係上、久しぶりの登板となる松葉が先発。
得意のレオ退治で、スイープといきましょう。




-駿太
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