祈優勝! オリックスバファローズ

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T-岡田

~オリックス、悩めるTの選択 の巻~




「出場機会が少ないといっても自分が結果を残せていないから」

9月26日の東京スポーツ。

 去就問題で揺れるオリックス・T―岡田外野手(31)に球団側がしびれを切らしている。25日、大阪・舞洲の球団施設でT―岡田と福良GMの話し合いが行われたが、交渉は“決裂”。T―岡田は「まだ何も決まっていない。気持ちは日に日に変わっているけど…。決まったらまた言います」と顔を紅潮させて険しい表情を見せた。

今季は19試合で1本塁打、2打点、打率1割2分2厘。5月17日に抹消され、以降はギックリ腰に苦しんで二軍戦でも結果を残せなかった。チーム若返りの現状も重なって移籍を模索するT―岡田に、現場からも「Tを大事にしろ」と同情論が上がる中、球団関係者は「出場機会が少ないといっても自分が結果を残せていないから。調子を上げてくれば安達のように上がってこれた。FAを使っても手を挙げてくれるところがあるのかどうか。ウチだって十分、彼には愛情を持って接してきている」と手厳しい。

福良GMは「あいつが答えを出すまで待つ。(ウインターリーグに)行かないとなると向こうに謝らないといけない。Tも悩んでいるが、行く行かないよりウチとどうするかが先。他球団に行っても実力で(出番を)奪わないといけないのがこの世界。それはあいつもわかっているし、金額のことでもない。残ってほしいけど、あいつの中で引っかかる部分があるようだ」と言うが…。長年、チームを支えた大砲が窮地に立たされている。

球団関係者の「出場機会が少ないといっても自分が結果を残せていないから。調子を上げてくれば安達のように上がってこれた。FAを使っても手を挙げてくれるところがあるのかどうか。ウチだって十分、彼には愛情を持って接してきている」という発言が全て。

下でも打率,212で、3本塁打は新人の太田椋より下。
この数字で、自分には出場機会すら与えられていない、つまり干されていると考えているのであればどうしようもない。



真っすぐを空振り3つ

昨日の代打出場での三振の場面。

この回登板の田浦が2者連続フォアボール。
代わったモイネロも四球にデッドボールで、4者連続四死球で押し出し。

ストレートしかない場面で登場のT
案の定、真ん中・アウトコース高めと2球続けてストレートがきましたが、ともに空振り。
最後も、ストレートを捉えきれずに空振り三振。

低めの変化球にバットが空を切るシーンは何度も観てきましたが、真っすぐを空振り3つはなかなか記憶になく、Tの惨状を再認識させるに十分な内容。



チームのことを

その登場は首脳陣から最も離れた通路から。
三振後も、そのまま出てきた通路から一目散にベンチ裏に。

その行動は、昨年まで選手会長を務めた人間のものとは思えず、(いくら個人成績が酷いとはいえ)チームのことを考えているようには皆目みえず

シーズン序盤も首脳陣から最も離れたところが定位置で、特に声を出し後輩を鼓舞しているようなシーンもなく。

福良の言う「あいつの中で引っかかる部分」とはたぶん現首脳陣との確執(または考え方の違い)。
反目とまではいかぬも、このままこのチームに残っても自分の出番はない。
そう感じているのでしょう。

出番などバット一つで簡単に掴めるものの…。



一発屋のお笑い芸人

ファンの拍手で迎えられ、ファンの拍手で送られたT。

個人的には一発屋のお笑い芸人を想起しました。

一時代を築いた懐かしのヒーローの登場に歓喜し、
待ちに待った一発芸の披露を目の当たりにするも、すでに時代は過ぎて面白くなく、
だから笑いの代わりに、伝統芸を目の当たりにしたように拍手で誤魔化す。

球場の雰囲気に流されぬテレビ画面の前の私は、拍手する気も起きずただため息が出ました



出ていくのであればどうぞ

私がTのことを大好きなのは読んでいただいている方であればお分かりだと思います。
その私の、Tに対するいまの心境は、
出ていくのであればどうぞ

つまらなそうにベンチで試合を眺めるだけならばチームの雰囲気も悪くなる一方で、T自身にとっても無駄な時間。
ベテランならばなおのこと、(優勝とは言わずも)目先の勝利のためにできることをやってほしい。

今季のTがチームに貢献したとは思えず。
考え方が変わらない以上、来季も同じなのでは。

残ってくれれば嬉しいものの。



自由契約路線

FA云々言っていますが、人的補償も発生するランクA。
この成績でTが本気でFA宣言を考えているのか、私的には疑わしい。

そういえば一年前も同じように揉めた投手がいましたが、クレバーな彼が選択したのは、人的補償の発生するFAではなく自由契約。
Tもこの路線、すなわち自由契約を狙っているのではというのが私の推察。

推定年俸1億2000万のTに対する最大ダウン額は50%減の6000万円。
生え抜きでもありこれくらいの提示はありそうな気もしますが、選手の承諾を要するこれ以上のダウン提示があってもおかしくないくらいの今季の数字であることもまた事実。

であればそれを拒否して、他球団に。
金子、または、Tが「全てを教わった」という尊敬する坂口智隆と同じパターン

迷えるTの行方は、いったいどうなることやら。





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-T-岡田
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