祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

T-岡田

~オリックス・T-岡田、残留決定 の巻~




大団円

海外フリーエージェント(FA)権を保有するオリックス・T-岡田外野手(31)が7日、来季も残留することを明言した。

残留となったからには、外(他球団)に出る覚悟より強い気持ちでまたやりたい。来年も立場があるわけじゃないので、しっかりとイチから自分でつかみ取りにいく気持ちでやりたい」

3年契約の最終年となる今季は相次ぐ故障に悩まされ、20試合で打率・120、1本塁打、2打点止まり。海外FA権を保有する大砲に対し球団側は引き留めに全力を注いでおり、それが実った形。「一番の決め手はファンの皆さんの声であったり、そういうのに心を動かされたものがあった」といい、「オリックスに骨を埋める覚悟か?」と聞かれると、「そのつもりで残留と決めたので」と宣言した。(サンスポ)

一軍成績打率,120・1本塁打の31歳の中堅外野手に、制限越えのダウン提示も行わず単年・複数年と契約プランを複数提示したオリックス側の熱意。
これに迷えるTが応えて、大団円

1ヶ月の騒動は、(私を含めた)Tファンにとって最高の形で幕を閉じました。



拍手

チームを支えてきた功労者の最後のお別れの場か、
この日ユニフォームを脱ぐ高校の先輩に花束を贈るためか。

シーズン最終戦、なんの前触れもなく唐突に決まった感のあるTの一軍昇格。

この昇格がTの運命を決めました。

打席に向かうTに送られた万雷の拍手
いいところなくベンチに戻るTに送られた惜しみない拍手

拍手に形を変えたファン一人一人の思いが、Tの心を動かしました。



岡田貴弘(履正社)

チーム打率、チーム得点数最下位のチームに、大きいのを打てる可能性のあるTは必要なピース。
ここ2年は不振も、3年前はパリーグ日本人最多の本塁打を放った大砲。

昨日の頓宮の記事でも書きましたが、メンタルの問題が低迷の一因であるとするならばそこが解消されれば、と望みを捨てず。

辻内の外れ1位で履正社の岡田貴弘を指名したときの喜び
いまだ忘れず。



ウインターリーグ参戦

ウインターリーグへの参加も決定。
同じ長距離砲の筒香が一皮むけたのはウインターリーグ参戦から。

若手主体の海外リーグ参戦には内心思うところもあるでしょうが、派遣を勧められたのは期待の裏返し。

Tの成長を妨げているであろうメンタル面の改善にはこれが最適なのでは。
全てを変えうる可能性がある派遣です。



ファンの思い

ファンの思いがTのチーム残留という形となって表れました。

応援の声、拍手。
しかし負け続けるチーム。
どれだけの思いも伝わらず、徒労に終わる無力感。

オリックスファンの寂しさ。
しかし、
ファンの声・思いは確実に選手に届いています



「ファンのみなさんには感謝しかない」

まさかあんな大歓声をもらえると思っていませんでした。感動しました。ファンのみなさんには本当に感謝しかないです」(デイリー)

31歳。
老け込むにはまだまだ早い。

残留となったからには、外(他球団)に出る覚悟より強い気持ちでまたやりたい。来年も立場があるわけじゃないので、しっかりとイチから自分でつかみ取りにいく気持ちでやりたい」

残留に対する甘えもみられず。

球界屈指の美しい放物線が京セラで再び観れるのは実に嬉しい。
しかしそれと同じくらい、
打つ打たない関係なく、来季は先頭に立ってチームを引っ張っていくTの姿が観たい。






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-T-岡田
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