~オリックス、T-岡田のダメ押し弾で逃げ切る! の巻~
T-岡田
4-2で迎えた九回表。
日本ハムと相性の悪いクローザー・ディクソンに2点リードはセーフティにあらず。
安達の安打に相手捕手のミスが続き一死三塁のチャンスをつくるも、ジョーンズが前進守備の罠にはまって二死一塁。
得点期待値が大きく下がったところで登場は、T-岡田。
一発が欲しい場面で、上手く掬ってライトスタンドにツーラン。
Tのこの一打で勝負あり。
危惧した通りにディクソンは打たれましたが、Tの稼いだこの2点のおかげで逃げ切れました。
汚名返上
そのT、第二打席では満塁の好機で見逃し三振。
3球目のボール気味のスライダーをストライク判定されたことで集中力が切れたかのような、覇気のない見逃し方。
観ているファンの方が大きく肩を落とした打席でしたが、次打席では二死一二塁からライトオーバーのツーベースで早速の汚名返上。
そしてダメ押し弾。
大事なカード初戦を、Tの活躍でものにしました。
101球
スライド登板の田嶋大樹。
カード頭を任されましたが、現状の山岡ならば安定度は田嶋の方が上。
その田嶋、五回二死までパーフェクトピッチ。
六回に二死から四球に本塁打。
崩れたという印象ではなくもったいない2失点。
6回/被安打3・奪三振7・失点2、101球で交代。
左のエース+中7日、120球は投げて欲しいところ。
比嘉幹貴
こういう一見早めの交代は往々にして代わった投手の乱調により悔やまれることが多くなることが多いもの。
しかし、この試合では七回に登板した比嘉幹貴が相手に傾きかけた流れを食い止めました。
比嘉の老獪なピッチングの前に日本ハムの若手打者は転がされました。
比嘉といえば、以前激励会に出席させていただいた際に、2014年10月2日のことを話したことがありますが、そのとき「もう一度あんな場面で投げたいな」と語っていたのをいつも思い出します。
故郷・沖縄の緩やかな風土がそうさせるのか、痺れる場面でも震えないのが比嘉。
現役生活も終わりに近づいてきたいま、なんとかもう一度あの舞台に立たせたい。
100打席超えて.280/2本塁打
ジョーンズが久しぶりの打点。
弟子の杉本も久しぶりの一発。
杉本は100打席超えて打率.280は驚き、100打席超えて2本塁打も驚き。