祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

T-岡田

~オリックス、Tの200号で首位攻防戦第2ラウンドに先勝! の巻~




ギリギリの首位攻防戦

負ければロッテにマジック点灯の首位攻防戦第2ラウンド。
前回の神戸での第1ラウンドは0.5ゲーム差でしたが、今回の第2ラウンドは3ゲーム差。
オリックス3連勝でも首位奪還ならず、首位攻防戦と呼べるギリギリの戦い

山崎福也が先発。
かつての山崎は蚤の心臓で、こんな重要な一戦を任される投手ではありませんでしたが、それはもはや過去のことと再認識するに十分な好投。
課題の立ち上がりを切り抜け、5回1失点
先発の役割を十分に果たしてくれました。



山崎の成長とリリーフ陣

無駄な力を抜き、ボールを離す最後の指先の一瞬のみに力を入れているような山崎。
3四球で満塁となっても、好調の二番・佐藤都志也の初球の豪快なスイングにも動じず。
心技ともに成長を感じました。

六回から継投策。
比嘉・海田の起用が1イニング早いとも思いましたが、比嘉→海田→富山→ヒギンスで1失点のみ。

なかなか勝ちが続かないため印象には残りませんが、ここ最近のリリーフ陣の好調ぶりには頭が下がります。



T通算200号は逆転スリーラン

1点を追う打線は、四回にDHでスタメン復帰の吉田正尚の復帰後初ヒットを足掛かりに、二死一三塁からT-岡田が逆転スリーラン
映像が斜めからでファールかフェアか分かりにくかったこのシーン。
静まり返ったライトスタンドを観て本塁打と判断し確信、そして歓喜。

これがT通算200号
まさか首位攻防戦という大事な試合で、打って欲しい場面で、逆転弾で飾ってくれるとは。
大のTファンでありながら、大差つき勝負の決まった終盤にソロでかなと考えていた自分を、叱りたい。



スーパープレー

そしてそのT、六回にレアードの大飛球をフェンスにぶつかりながらジャンプ一番の、スーパープレー
引退を決意した西浦を思い出したこの好守。
チームの危機を救う、素晴らしいプレーでした。

この場面、先ほどとは逆にラグーン席のファンが喜んでいたので本塁打かと思いきや、そのファンのユニフォームはまさかのオリックス。

いつもならばドラフトに頭一杯のこの時期に、首位攻防戦をみられる喜び、嬉しさ。
ファンも選手と同じくらい、熱く戦っています。



吉田正尚

六回には吉田が戻り六番に入った紅林の第9号で突き放し、七回には吉田の適時打でダメ押し

吉田に関しては全力疾走は難しく、チャンスをつくる側としては厳しい。
ゆえにチャンスで還す側としての役割がいままで以上に大きく、だからこそ九一二番の出塁がより重要となってきます。

日本最高峰の打者が戻ってきて、杉本も紅林も楽になりました。



平野佳寿

最後はもちろん、平野佳寿
内容的には完璧とはいかずも、この痺れる場面で投げられるのは平野しかいないことは誰がみても明らか。

100かマイナス100かの危険な岡を三振に取って二死。
最後は首位攻防戦第1ラウンドで痛い同点弾を浴びた荻野。
前回打たれたフォークからでなくストレートから入り、まさかのカーブでライトフライに抑えてゲームセット。

ここで負ければマジック点灯、敵地でもあり一気に戦意喪失もあり得た大事な初戦を、全員野球でものにしました。



中嶋の変化、そして覚悟

中嶋の変化を感じたのは九回表の守備。
この試合好守もあった福田に代えて佐野をセンターに入れました。

育成を優先的に考え、目先の1勝よりも将来の2勝を考えて戦っていた中嶋オリックス。
その象徴がセンター福田とショートの紅林。
目先のみを考える監督ならば、試合終盤、守備不安定だった福田と紅林に守備固めを起用したはずですが、そこをじっと我慢していたのが中嶋。

その中嶋の福田交代→佐野起用は、これからは育成よりもこの試合の1勝に拘っていくことの意思表示

覚悟を決めた中嶋を先頭に、チームは頂へと向かいます。




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-T-岡田
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