~オリックス、Tのオリックス の巻~
四役
1月13日東スポWebより。
オリックスが新選手会長に就任したT―岡田外野手(28)をチームの“顔役”として巻き返しに挑む。
「選手会長だけでなく、実質のキャプテンでもあり、生え抜きの大砲だし、精神的な柱にもなる。1人何役もですけど、彼ならできる。性格も穏やかだし、周りのサポートもしてくれるはずだしね。これからは“Tのオリックス”として世間にも伝えやすくなる。チームのポスターにも大きく出ることになるでしょうし…。ここまで1人の選手が中心になることは近年にないですよ」(球団幹部)
東スポ出典ですから、その球団幹部の実在性も疑わしいのですが、
話している内容はまさしくその通り。
選手会長、
(実質)キャプテン=チームリーダー、
生え抜き、
大砲=四番。
そう、オリックスはTのチーム。
「Tのオリックス」にしていかなくてはなりません。
顔をのぞかせていた弱弱しさが、昨シーズンはだいぶなくなり、
責任感溢れる、男の顔になってきました。
結局、
Tが打てば勝つし、Tが打たなければ負ける。
それは糸井や中島ではなく、T。
そういう星のもとにTは生まれているのです。
成長
近く神戸で自主トレ中のマーリンズ・イチローとも合流する予定だが、自分だけでなく「言ったら嫌がる人ではない。他のチームでは経験できないウチの特権でもある。遠慮せずに(イチローの)雰囲気を味わってほしいですね」と他の選手にも“イチロー詣で”を呼びかけた。近年はイチローとの合体トレを恒例としているが、かつては自分も申し出たくてもできなかった。その気持ちがわかるからこそ、若手の背中を押してあげたい思いだ。
糸井の阪神移籍で名実ともにチームリーダーとなったT―岡田が最下位チームを上位に押し上げる。
経てきた月日が人を変えるのか、
積み上げてきた実績が変えるのか、
もしくは立場がそうさせるのか、
Tはほんとに成長しましたね。
イチローの前で言葉も発せなかった、
イチローのジョークに苦笑いを浮かべることしかできなかったあのTが、イチローと若手の鎹になるとは。
ファンの期待する成長曲線を描いてきたとは言い難いTですが、
ここから急上昇を描いてくれる気がします。
「三十にして立つ」Tの今季に、期待です。
合流
厚生労働省指定の難病「潰瘍性大腸炎」を発症したオリックスの育成ドラフト5位・中道勝士捕手=明大=が13日、新人合同自主トレに合流した。
午前中はほっと神戸で練習。ランニング、キャッチボール、ティー打撃などを行った。「普通にできてよかったです。ワクワクしています」と笑顔を見せた。今後は状態を見ながら、トレーニングを進めていく。
活動期と寛解期を繰り返すとされる潰瘍性大腸炎。
いまは寛解期のようで、一安心しました。
中道、
すでに入寮もはたしており、遅れもごくわずか。
この調子だと春季キャンプ参加も可能なようです。
とにかく無理せず、
寛解期がひたすら長く続くことを祈っています。