祈優勝! オリックスバファローズ

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田嶋大樹

~オリックス、田嶋粘投&吉田正尚のツーランで今季3勝目! の巻~




ディクソン、今季初セーブ

九回表の攻撃が淡泊に終わっての九回裏。
マウンドに上がるはクローザーのディクソン

一死から、中村を詰まらせながらも三遊間を破られ、代走・山野辺がスチール。
若月の送球が大きく逸れてランナーは三塁に。
二塁と三塁では大違いで、ワイルドピッチ、パスボールでも一点が入る場面となり、決め球のナックルカーブが使いづらくなりました。

しかしそれでもナックルカーブで勝負する他なく、1-2からナックルカーブ3連投も空振り奪えず、最後はみえみえのストレート。
コースよく、セカンドゴロに打ち取ってディクソン今季初セーブ

ようやく、今季3勝目。
これで対西武、2勝2敗1分け
カード勝ち越しを、山本由伸に託します。



田嶋大樹

先発は、田嶋大樹
ここ2戦好投すれど打線の援護なく、勝ち負けなし。

今日は前2試合に比べればストレートの強さがやや物足りなかったものの、それでも西武打線を7回3失点に抑えられるのがいまの田嶋の力

6回で90球。
解説の星野曰く、平井がベンチ奥の田嶋のもとに向かい尋ねたところ、田嶋の答えはGO。
この判断がチームの勝利、ひいては自身の今季初勝利に結びつきました。



田嶋 vs 山川

唯一の失点は四回裏。

それまで好フィールディングの続いていた田嶋が外崎の打球を捕れず一死一塁。
ここでの西武の四番・山川と田嶋の対決は、まさにプロ。

クロスファイヤー2球で追い込み、2-2からの最高のインロースライダーも見逃されて、10球目のカットが外れてフォアボール。
9球目のスライダーを見送った山川が上でした。

ここから森、中村とタイムリーが続いて一挙3点。

取るべきところで畳みかける。
これが西武打線の怖さ。
そしてそれができないのがオリックス。

ただ、失点はそれのみ。
よく粘りました。



ジョーンズDH、宗センター、小島サード

ジョーンズは今日も指名打者
後藤がようやくスタメンを外れ、宗がセンターに。
ただ空いた三塁に入ったのが小島なのが、野手の層の薄さをしみじみと感じさせます。

失点直後の五回に、ロドリゲスが3球続いたカーブを捉えてレフトスタンドに第2号
アウトローのカーブをコースに逆らい引っ張る姿は典型的なプルヒッター、そして長距離砲。

七回にはジョーンズ、Tの軽打で無死一二塁もそこから一本が出ない。
らしい試合展開で負けを覚悟しました。



二番・大城、三番・吉田正尚

が、八回。
一死から宗が四球を選んで二番の大城が2打席連続ヒットのタイムリー

この打率の大城を二番に入れるは反対ですが、二番が打てば点に繋がります。

そして三番・吉田正尚
西武ベンチは当然に左殺しの小川を投入。

この前の打席ではチャンスボールを打ち損じ、前日はこの小川に併殺に打ち取られ。
心中穏やかでないこの打席で、その怒りをボールにぶつけてライトポール際に逆転本塁打

同じ相手に何度もやられないのが、好打者です。



今季初の逆転勝ち

その裏、課題の八回をヒギンスが抑えたのが大きかった。

負け試合をひっくり返したのは今季初(といってもまだ3勝ですが)。

先週の同一カード6連敗で気分的には今季終戦。
勝ち負けを達観した高僧のような気分で観戦していますが、勝つのはやはり気持ちがいい。
特に逆転勝ちは。





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-田嶋大樹
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