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頓宮裕真

~オリックス・頓宮裕真、「ヒットよりホームラン」の巻~




「ヒットよりホームラン」

 オリックスの新人合同自主トレが20日、大阪市此花区の球団施設で行われた。

この日は室内練習場でドラフト1位・太田椋内野手(天理)と2位・頓宮裕真内野手(亜大)がフリー打撃を行った。

頓宮は「右方向に打つことを意識して打ちました。6、7割で振っています。次のクールから(強度を)あげていく。キャンプまでに1回振り込んで体の張りを作ってから入りたい」と今後の予定を話した。

キャンプでのアピールポイントについて大学ジャパンの4番を務めたスラッガーは「打撃では打球にスピンをかけること、弾道を意識しています。ヒットよりホームランだと思う」とパンチ力のある打撃を挙げていた。(デイリースポーツ)

パリーグ二冠の山川穂高曰く「本塁打は狙って打つ」
アベレージヒッターの場合はヒットの延長がホームランでしょうが、長距離砲はさにあらず。
当てにいかず本塁打狙いのスイングを貫くのがアーチスト。



ストロングポイント

そして頓宮はその素質のある選手。

昨日の記事で書いた東都での低打率は、「ヒットよりホームラン」を狙った結果とすれば、(物足りなさはあるものの)納得いきます。

走攻守60点の選手が起用されるのはアマ。
プロの世界では、一点に飛びぬけた選手が重宝されます。

頓宮は自らのストロングポイント、すなわちプロでの生きる道を理解しているようで、そこを時間をかけてでも伸ばしていってほしい。



千載一遇

オリックス2年目のK-鈴木投手が先発ローテ入りを見据えた。

大阪市内の球団施設でブルペン入りし約20球熱投した。

「(今季は)勝負の年。金子さん西さんが抜けた。今年こそはしっかりローテ入りして活躍したい」。オフには台湾ウインターリーグに参加。「空振りをとれた」と握りを少し変えたフォークに手応えを感じたという。下半身を重点的に鍛え込み、直球の威力も上昇中。

「持ち味は長いイニングを投げても球威が落ちないところ。今年はマジでいきたい」と覚悟を口にした。(日刊スポーツ)

西と金子が抜けたことで悲観的になっている投手はいないでしょう。
K-鈴木だけでなく、全ての投手にとって千載一遇の大チャンス。

西と金子の14勝は相手があることゆえカバーできる保証はないものの、
西と金子の162回1/3は、シーズン終了後誰かが埋めています。

その誰かに加われば白星を手にするチャンスを得、白星を掴めば財布が膨らむ。
2016年、前田健太が抜けた広島がそうでした。



4A

米国では、3Aでは通用してもメジャーではさっぱりという選手を4Aと評しますが、昨年のKはまさに4A

そんなK-鈴木が、制球不足の主因であり、社会人時代からの課題であった下半身強化に努めてくれたことは素直に嬉しい。

(投げ抹消を除けば)山岡、アルバース、ディクソンの三本柱は確定で、報道通りであれば山本とシーズン後半安定したピッチングを続けた東明がここに加わります。
一般的な先発6人制であれば残りの枠は一つ。
ここを、阪神から移籍の竹安、松葉、榊原、ルーキーの荒西、そしてK-鈴木で争います(怪我が癒えれば田嶋も)。

気持ちの強い投手なので後ろも面白いのですが、自身の発言から推察すれば先発希望のよう。

勝負の2年目。
Kの今季は、非常に楽しみです。



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