祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

東明大貴

~オリックス・東明、896日ぶりの勝利! の巻~




ようやく

相手先発は榎田。
さすがに今日こそはと思ってはいたものの、
初回二死一二塁、
二回二死一三塁、
三回無死一二塁、
全てのチャンスを今日も潰したオリックス。

いやな空気というよりも、呆れの方が強くなってきたなか、
ツーベースの宗を若月が今季初スリーベースで還し、ようやく得点

連続完封負けを3で、
連続無得点記録を36イニングで止めました

やはり野球は点を取ってなんぼ。
とにかく長かった。



連弾に猛打賞

一点入って緊張が解けたのか、
ロメロ・吉田正尚の連弾に、
吉田・安達・宗のタイムリー、
最後にもういっちょ宗のタイムリーで計7点。

いろいろあった神戸での最終戦を、完勝で飾りました。

西村と入れ替わりで上がってきた武田を即スタメンで起用し2安打。

福田はノーヒットも、粘ってフォアボールを稼げばそれはヒット以上の価値があり。

左相手でも先発出場の宗は今季3度目の猛打賞
走攻守のポテンシャル、スイングをみても吉田正尚に次ぐ逸材であるのは明らか。
来季こそ一番定着を。



東明大貴

3試合連続完封があったため打線の奮起に目が行きますが、
今日の主役はやはりこの男、東明大貴

勝利投手の権利のかかる五回にリミットと思われる80球に達するも、
ここを三者凡退に抑えて89球で降板。

その裏のロメロ・吉田正尚の連弾に喜んだのは、
チームの勝利というよりも、
東明に白星がという方が大きかった。



ニュー東明

その東明、
ストレートは140前後と術前に比べるとスピードは出なくなりましたが、
とにかく丁寧に、慎重に、ストライクゾーンにボールを集める。

前回登板時の記事でも書きましたが、過去3回の先発登板で与四球0
術前そこまでコントロールがいい印象はなかった東明のこの変化。
これこそが苦難を乗り越えた末に生まれたニュー東明

今季初フォアボールを中村に与えましたが、それも暴れた感じがなく。

ピッチャーは結局はコントロール。

ニュー東明の安定感はピカイチ。



岸田護

六回、東明の後を継いだ山田が左を二人抑え、
四番・山川の場面でマウンドに上がったのが岸田。

昨日の中継ぎ動員の影響はあるにせよ、こんな大事な場面での岸田の登板は感ずるものがありました。
アウトローのスライダーに山川手が出ず見逃し三振
思わず拳を握りました。



復活星

神戸での最終戦。
去就が巷を賑わす指揮官からなにか言葉があるかと思いきや、なし。

代わって東明のヒーローインタビューから。

打者の援護に関して朴訥に「すごいな~」
896日ぶりの勝利に関して「忘れられているかなと思っていたのですが」

目をぱちくりさせながら明るくそう語った東明。

絶望の壁に押しつぶされ、投手生命すら危ぶまれながら、
東明の比類なき純朴さは全く変わっておらず。
そしてその美点を多くの人間が愛する

完封負けが止まったことよりも、
何倍も何倍も、
東明の復活星が嬉しい



-東明大貴
-, , , , ,