祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

山田久志

~オリックス、阪急・オリックスOB会 の巻~

多士済々

第39回阪急・オリックスOB会が3日、兵庫県芦屋市内のホテルで開かれ、約90人が出席した。

熊本の復興支援のためオリックス・福良淳一監督は欠席。山田久志OB会長、福本豊OB会副会長をはじめ高井保弘、長池徳士、中沢伸二、住友平、村上眞一、藤井康雄、現チームからは弓岡敬二郎、星野伸之、酒井勉、田口壮、小林宏らも出席。かつての名選手がずらりと勢ぞろい。(デイリースポーツ)

いつも思うのですが、
この阪急・オリックスOB会、
阪急ファンにとって夢のような面子が揃います。

週刊ベースボールで瀬戸山前球団本部長が語っていましたが、
このようなOB会が毎年開かれるのは珍しいことだそうです。
複雑な歴史を抱える阪急・オリックス
その伝説のOBたちは、自らを育ててくれたチームをいまも思ってくれているようで、
ファンにとってもうれしい限りです。




愚行

山田久志OB会長、福本豊副会長をはじめとして、
代打本塁打世界記録保持者・高井、ミスターブレーブス長池ら錚々たるメンバーが参加したこの会。
上記の記事にあがっていない名選手も多く集ってくれたことでしょう。

阪急ブレーブス、
強かったはずです。

しかし、
悲しいことに、
彼ら誰一人、オリックスの監督になっていない

これだけの有能なOBを抱えながら、彼らを生かそうとせず、
代わって伝統あるこのチームの指揮をとったのが、
オリックスとはなんの縁もない、
いやむしろ大嫌いだった宿敵・西武ライオンズの元選手。

オリックスへの愛着を感じられない彼らにチームを任せた愚行

20年優勝から遠ざかる結果となったのは、
阪急カラーを一掃しようとした、当時のオリックスの誤った経営方針の産物。
その愚挙が、チームを根っこから腐らせました

やっと、阪急・オリックスのOBである福良が監督となり、
チームはいま、生まれ変わろうとしています。




臨時コーチ

山田会長は「今年は阪急創設から80周年。福良監督の下、球界に旋風を巻き起こしてもらいたかったが、結果は残念でした。ただ、前半は苦しい戦いでしたが、オールスター明けからは有望な若手が伸びてきていた。来年こそはオリックスに新しい風が吹くんじゃないかと思っています」と期待した。

今春キャンプでは福本氏とともに臨時コーチも務めた。

「オレも福ちゃんも呼ばれればいつでも駆けつけるよ」と歓迎の意向を示した。

糸井が抜け、チームの弱体化が叫ばれるいま、
それでも山田は、期待の声をあげています。
これはまさに、ファンである我々と同じ感情。
どんなチーム状態でも明日はやってくれると願う想いを、
山田ももってくれています。

いわゆる「」。

もちろん今年も山田、福本には臨時コーチとして若手を指導していただきたい。
今年の秋季キャンプで、阪急OBの島谷金二氏の姿もあったように、
山田・福本だけでなく、他の方々にも。

数日の訪問では技術的に大きな変貌を遂げることは難しいかもしれませんが、
それでもチームを支えた英雄たちに触れることで、
「勇者」の遺伝子を受け継いでほしい。
もちろん「猛牛」の魂も。

心から、そう願っています。




-山田久志
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