祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

山本由伸

~オリックス、頓宮・杉本連弾も、山本で落とす の巻~




大事な試合にほぼほぼ勝てない

今季初の3タテがかかり、
開幕から積み重なった借金が今日か勝てばチャラになる大事な一戦。

オリックス先発は防御率0点台の山本由伸で、
相手先発は防御率6点台の金子弌大。
オリックス新旧エース対決。

ブックメーカー対象試合ならば、大枚はたいて大勝負にいくくらいに自信のあった試合を、
落としました。

こういう大事な試合にはほぼほぼ勝てない
監督代わってもそこだけは毎年一貫してぶれず。



中田への配球

オリックス先発の山本、決して調子が悪いようにはみえませんでした。

日本ハム打線は山本の球威あるストレートに詰まらされ、手も足も出ず。
四回、大田のチーム初ヒットに好調王が左中間を破り2球で失点するも、ある種怪我。

3点を失うこととなった六回は、自身の四球はあれど、私的には中田への配球に疑問あり。
ストレート系の2球で簡単に追い込んだ山本―若月のバッテリー。
ストレートに振り遅れており、初球と同じ外へのカットで問題ないと思っていたところ最後まで投げず、七球目に投じた緩いカーブを拾われレフト前へ。
このカーブはもったいなかった。

気落ちしたか続く横尾に長打を打たれ4失点。
ツーアウトと追い込んでの失点であり、防げた3点だった気がします。



金子弌大

対する金子弌大
山本よりよかったとは思いませんが、今日はストレートが走り、外のコントロールが秀逸でした。
勝手知ったるプロ初登板の舞台。
昨季含めてもナンバーワンのピッチングだったのでは。

六回の追加点が効き、金子、移籍後初勝利
頭、中と不平を言わずに投げる金子の姿を見て、よく頑張ってるなというよりも、それならばなぜあそこまで若月を避けていたのかという疑問が沸出。

金子には負けたくなかったのですが、今日の投球ならばある意味仕方なし。



頓宮、プロ初本塁打

0‐4で敗色濃厚の七回裏。
頓宮がプロ初本塁打をレフトスタンドに放ちました。

速い球とインコースにやや弱点がある頓宮。
真ん中高めの甘いスライダーを逃さず仕留めました。

打率2割前半と苦闘中も、重責だったクリーンアップから外れたことで気持ち的にはだいぶ楽になったはず。
神戸の夜空に描いた放物線は、まさにアーチストのそれ。

選手を育てるには我慢が必要です。



杉本裕太郎

続く後藤のところで代打・杉本裕太郎
2本塁打以降の不振が杉本から自信を奪ったのか、またこれ以上打てないと…という不安がそうさせたのか、顔は強張り表情固く

右投手・浦野をぶつけてきましたが西村はそのまま杉本。

とにかく低めに変化球を集める浦野。
それになんとか耐える杉本。
3-2からの6球目、ようやく高めに入ってきたフォークにバット一閃。
打球はピンポン玉のように飛んでいき、レフトスタンドに突き刺さる第3号

今日一番盛り上がった場面でした。

一つ言えば、この2点差の展開であれば、終盤に宮西が出てくるはずでそこまで杉本の起用を待っていてもよかったのでは。
オープン戦でも宮西から本塁打を打っていただけに。



メネセスのタイムリーエラー

1点ビハインドの九回表。
ささっと裏の攻撃に向かいたいところでしたが、1点奪われ。
そこまでは仕方ないものの、大城からの送球をこぼしたメネセスのタイムリーエラーで試合終了。
グラブの出し方が逆で、余りにも痛いミスに言葉も出ず。

メネセス、頓宮、杉本が控えていた九回裏。
1点差ならばどうなるか分からなかった。

こういう大事な試合をとことん勝てないオリックス。
先発投手の軽重を比較する限り、今日はそのジンクスを破れると踏んだのですが…。

五割復帰と3タテは次回に持ち越しです。

追伸:頓宮、杉本の連弾。
神戸の夜空にはやはり白球が映えます。



-山本由伸
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