~オリックス、ソフトバンクに1勝5敗 の巻~
1勝5敗
山本由伸でも勝てず、結果本拠地京セラでのソフトバンク6連戦は1勝5敗。
西武、日本ハムと勝ち越してきてのこの惨敗。
ただ、実力通りかなと。
グラシアルもデスパイネもいない今季のソフトバンク。
以前のような圧倒的は力はなけれども、その差を埋めるくらいにオリックス側が伸びていない。
数日前の記事でも書きましたが、ソフトバンクにいたならば一軍にもいないであろう選手がオリックスのスタメンに名を連ねる現状。
ならばその差を指揮官に埋めてほしいところ、西村はオールドスクールで足を引っ張ること多々。
個の力
となると、卓越した能力を持つ個の力に委ねる他なく。
それが昨日の田嶋大樹であり、今日の山本由伸。
が、彼らがともに日本トップレベルの柳田悠岐の前に討ち死に。
トップレベルの対決で僅差の負け。
それを責めることはできません。
それよりもやはり打線。
吉田がこの6連戦、ほぼ完璧に抑えられ、ジョーンズにロドリゲスも同じく。
となると残り一割打者が並ぶ打線に手立てはなし。
判を押したように犠打
そしていつもの犠打。
中軸以外、無死一塁では判を押したように犠打。
今日も三回、四回と小島、西浦に犠打を命じてともに失敗。
統計上否定されることをなんやらの一つ覚えのように命じ続ける。
こんな不合理からはなにも生まれません。
以前の記事でも書きましたが、好投手山本のときに援護点が少ないのは、指揮官がいつも以上に犠打に拘り続けている(一点(のみ)を欲しがり過ぎる)ことが一因。
西村徳文、
野球が30年は古い。
一塁・小島脩平
Tの代わりに一塁に入ったのが小島脩平。
打力優先のポジションである一三塁に、打率.150、本塁打0、つまり確実性もなければ一発の怖さもない選手が入るのはオリックスだけ。
そしてこれが森脇時代から続いているという悲劇。
この悲劇は打よりも守を優先してきた結果の産物なのに、それを改めることもしない。
二番セカンドタイプの監督を続けると、こんなことになってしまいます。
ベースから離れる
3点を追う八回。
安打、四球、四球の無死満塁から吉田正尚が押し出しを選んで1点返しなお満塁で、四番・ジョーンズ。
ジョーンズがしっかりと外野フライを打って1点差。
しかしここで二走安達がスライディングで三塁ベースから離れるというミスを犯し、一死一三塁(走らなければ一死一二塁)の好機が二死一塁に。
ここで試合は終わりました。
いつもミスをしているからこういう大事なところでも出る。
それが弱いチーム。
吉田進まず
さらにいえば、ジョーンズの打球はヒット性ではなく犠飛以外考えられない当たり。
二走安達が走りセンター柳田がノーバン返球をしたのを見れば、一塁走者・吉田正尚は十分に二塁は狙えたはず。
ここで得点圏にランナーがいれば、二死でもロドリゲス。
同点は十分にありました。
弱いチームは凡事が徹底できない。