~オリックス・山本由伸、先発全員奪三振も7回103球で交代 の巻~
一発出れば同点の場面で代打・小田
オリックス名物、投手見殺しというよく見る負け方で借金は15。
負けより勝つがいいものの、どうせ負けると思って観ているから、負けたからといって特に腹も立たず。
九回裏2点差、ツーアウトから伏見が出て一発出れば同点の場面で出てくる代打が、打率.176・本塁打0の小田裕也。
ストレートに振り遅れるだろうとライン際に位置するレフトの元にボールが飛んでゲームセット。
ここで代打が小田しかいない。
小田が打つ打たないは問題でなく、長距離砲をベンチに入れていないことが問題。
ジョーンズは登録はされていましたが使うつもりはなかったのでしょうし。
山本由伸
先発の山本由伸は久しぶりの好投。
四回までに9個の三振を奪い、最終的には7回/奪三振12、被安打4・自責点0。
先発全員奪三振のおまけつき。
失点はロドリゲスのエラーの1点のみ。
昨季も西武には好相性。
今季の西武は嫌な秋山が抜け、森・源田が不調。
さらには中村・山川が負傷。
山本にとってはいつも以上に楽だったはずで、この快投で立ち直ってくれれば。
エースを中6日103球で交代
試合的には山本を七回で降ろした時点で負け。
ヒギンスが控えているとしても、いやな予感がした方が多かったのでは。
山本の球数は103球。
不調といえどエース。
根本的に、中6日もらったエースを100球ちょっとで代えることが大間違い。
この試合全てお前に任せたというのがエース。
だからこそエースという称号にふさわしい矜持が生まれるわけで。
引き分けならばなおのこと最後まで投げさせて白黒つけさせないと。
投手コーチが二人もベンチにいながら全く機能していません。
「中5日ぐらいでね、ヒーヒー言ってたら先発ピッチャー務まらないと思うので」
一方、東京ドーム。
巨人のエース・菅野が今季3度目の完封勝利で開幕8連勝。
1‐0の痺れる展開のなか、中5日で125球の完封劇。
完封後の菅野のコメント。
「中5日ぐらいでね、ヒーヒー言ってたら先発ピッチャー務まらないと思うので」
志の高い山本もきっと同じ考え。
結局は、エースとは何ぞやをわかっている監督と分かっていない監督との差。
こちらの西村は、また今日も三割打者の安達に犠打。
無死一塁は犠打。
「変革」とは聞いて呆れます。
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