祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

山本由伸

~オリックス、山本由伸完封でホークスに勝ち越し! の巻~




勝率五割

2点リードの九回表。
先頭の長谷川のショートゴロ、安達が華麗に捌いてワンアウトと思いきや、判定セーフ。
リクエストで覆ってアウトとなりましたが、先頭出ていれば一発で同点となるところ。
大きな分岐点で、このアウトで勝負ありました(しかし長谷川の全力疾走は敵ながらすばらしかった)。

エース山本由伸、2年ぶりの完封劇で、難敵ソフトバンク相手に勝ち越し。

2014年以来の本拠地開幕カード勝ち越しとのこと。
スタートダッシュ失敗が毎年の恒例行事。
にもかかわらず、若手中心で再建期のチームが、ソフトバンクに2連勝3勝3敗となり勝率五割



これぞエース

初の開幕投手の重圧に力んだ感のあった開幕戦の山本由伸。
きっちり修正し、9回/被安打2・奪三振13・与四球1のピッチングはほぼノーヒッター。

100球超えた九回ですらストレートは唸りをあげ、さっと追い込む制球力。

山本が山本のピッチングをすれば打たれないことを自ら証明。

これぞエース



佐野皓大の反省

初回、太田・佐野皓大の連打で無死一三塁。
若手の作ったチャンスを吉田正尚が還して、あっという間に先制。

その中でも佐野。
2球で追い込まれた後のボール球のカーブを捉えてレフト前ヒット。
結果的にはヒットも、ランナー2塁で左に打つのはダメな場面。
ヒットの喜びよりも反省が上回っていたのは、塁上の佐野の表情を見れば明らか。

こういう意識で取り組んでいってくれれば、さらなる成長が見込めます。



伏見寅威①

続くモヤのライトライナーもいい当たり。
ジョーンズ三振の後、安達が粘って四球を選び満塁(攻守にわたり安達の働きは大きかった)。

一気呵成に攻めたい場面。
ここで打席に入るは好調・伏見寅威
ソフトバンク先発武田得意のカーブが2球外れて0-2。
真っすぐ一本に絞れるところに予想通りにストレートがくるも。捉えきれず、捕邪飛で結果1点止まり。
ここで一本出れば、展開は大きく変わっていました。

しかし、伏見にしてみれば、狙いの真っすぐが高めのボール気味にきたのが予想外
タイミング的には合っており、紙一重の結果で、この凡退は責めるものではなし。



伏見寅威②

その伏見が八回に値千金のタイムリー

安達が粘って出た直後、セオリー通り四球の後の初球を叩いて代走・小田をホームに還しました。

一塁塁上で両人差し指を高々と突き出して歓喜する伏見。

試合を支えるキャッチャーとしても、チームにとっても、バッテリーを組む山本にとっても、大きな大きな1点でした。


中5日で山本

勝因はもちろん山本由伸の好投。
しかし、中5日でここに山本をもってきた中嶋の策も見事でした。

NPBの中6日100球。
桑田真澄が提唱する中6日135球。
MLBの中4日100球。
最も根拠がないのがNPBの100球論。

(五輪休みも考慮しての)中5日での山本起用は、桑田案とMLBの折衷案に思われますが、見事にはまりました。



中嶋の強い覚悟

辛抱して若手を育てる姿、そして覚悟。
この中嶋の強い覚悟を感じるから、そしてその我慢こそがチーム再建に必要と感じているから、赤子がすぐ立てると勘違いしている一部を除く多くのファンが中嶋を支持しています。

若手が育つには自ら結果を出すことが第一。
ただ、結果を残せずとも、チームが勝ち、勝利に少しでも寄与できたと感じることも大事なこと。

強豪ソフトバンクに勝ち越したことは、若手選手にとって、またチームにとっても、大きな自信となってくれるはずです。




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