~オリックス、エースの乱調と中堅のミスで8度目の五割チャレンジ失敗 の巻~
山本由伸3連敗
智無の中心として働いてきた宮城と吉田正尚の不調を他の選手がカバーして借金1に戻して迎えたこの試合は、8度目の五割チャレンジの一戦。
エース山本由伸が先発もここに神通力がいまはなく、いつもように負けてチャレンジ失敗。
速球変化球ともにロッテ先発岩下を上回っていた山本ですが、制球甘く定まらない場面もあり、6回/被安打8・与四球3・失点6(自責点4)。
これで、山本由伸3連敗。
3試合の防御率は4.66。
前回の登板は相手加藤の好投があったものの、その他2試合は自滅。
借金2
昨季もシーズン途中に調子を崩した山本。
それでも復調し、シーズン終わればエースと呼ぶにふさわしい結果を残しました。
全然話題にならなかったお隣さんバッテリーの頓宮と伏見とのコンビを一旦解消し、リードのいい若月と組ませるのがまずは取るべき方策。
3勝5敗と負け越し2つはそのままチームの負け越しの数。
次回登板は交流戦。
エースの復調が待たれます。
杉本連発で二桁本塁打
エースがだめなら打線がと、野手陣が奮起し粘れるのがいまのチーム。
杉本の第9号で先制、紅林のフェンス直撃弾と福田の冷静な内野ゴロで1点差に迫った五回裏。
この2点で正直いけると思いましたが。
しかし、杉本は八回にも一本放ち、プロ入り初の二桁本塁打。
惜しむらくは2本ともソロだったこと。
ただこればかりは杉本にはどうしようもなく。
エースが乱れ中堅が試合を壊す
下位打線で返した五回の2点で反撃機運が高まるも、その直後の六回表に、安達とTという日本人チーム最年長野手二人が反撃ムードに水を差すエラーを犯して、痛い痛い2点を追加されました。
特にTの悪送球は致命傷となり直接的な敗因に。
ならばバットでといきたいところも2度のチャンスで凡退。
安達が粘ってお膳立てした六回裏は一発出ればの場面でしたがレフトフライ。
Tのいまの打ち方では、小さい球場以外でレフトスタンドにもっていくのは不可能で左に打った瞬間に溜息。
エースが乱れ、中堅どころが試合を壊す。
その結果として五割チャレンジ失敗。