祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

山本由伸

~オリックス・山本由伸、完全試合を期待させた好投でチームを貯金1に導く! の巻~




完全試合

後輩の宮城がノーヒッターならば、エースの山本由伸は完全試合

先頭打者を三球三振に仕留め、二回は三者連続三振。
相手先発の好投も相乗効果となり、七回まで一人のランナーも許さぬパーフェクトピッチ

内容も圧倒的で、完全試合を達成すれば、オリックスとしては酒仙投手・今井雄太郎、NPBとしては槙原(巨人)以来。
そういえば槙原の相手はこの試合の対戦相手と同じ広島でした。



6勝目

しかし、期待高まってきた八回表。
最大の山とみられていた広島四番・鈴木誠也にセンター前にもっていかれ、大記録ならず。
個人的には、七回裏の攻撃が長かったのが一因かなと。

ただ、3点を奪ったその攻撃がなければ、金子千尋のノーヒッターの悲劇再びの可能性もあったわけで。

その後もう一本ヒットを打たれるも、結果無失点に抑え、8回/被安打2・与四球0・無失点で、6勝目
一時の不調から完全脱却。
不調と言えど求めるレベルが高かったゆえのものでもありましたが。



15奪三振

後輩の宮城が13奪三振ならば、山本は15奪三振

大記録が途切れ連打を食らってから、最後に三者連続三振。
ここに山本の真髄をみた気がします。

江川や桑田、さらには金子や山岡といった、野球を一つの仕事と考えている節のある投手は、理想の投球を1試合27球で終わらせることと語りますが、それは打者が振ることを前提とする他力的かつ達成不可能な夢物語。

それに比べて、現NPBで山本由伸と双璧をなす千賀滉大の理想の投球は全アウト三振の27奪三振
こちらは投手の力量が優れていれば達成可能な自力的目標。

力感溢れ覚悟漲る後者のピッチングに私は惹かれ、だから山本に惹かれます。



MLBレベル

宮城の上を行く山本の投球。

防御率で抜き、勝利数は並び、奪三振数は20の差をつける。
宮城自体も素晴らしい投球を披露していますが、その宮城を上回るのが山本。
山本の実力、底力はもはやMLBレベル

2002年、チームが低迷するなか、金田政彦と具台晟が最優秀防御率の1位と2位に。
それ以来の独占が期待されます。



杉本とジョーンズ

試合を決めたのは杉本裕太郎

フォークをしっかりと見切って巧打でセンター前に。
まさに、バッティングスタイル変化の効果。

大きかったのは一死一二塁でモヤに代わって登場のジョーンズの四球
相手投手・中田のフォークは落ちるのが早く、そこをしっかりと見切っていました。

数字自体は物足りない面もありますが、実績十分のMLBプレーヤーながら偉ぶらないのは入団当初から。
試合中山本と笑顔で話すなどいい空気をつくってくれています。



この時期に

五割の壁を破り、逆戻りすることなく前進し、貯金1、リーグ3位浮上

この時期に貯金生活を味わえるとは。

モヤにジョーンズを代打で送り、相手ベンチが投手交代した場面。
動きがないため、交流戦優勝を争う楽天戦にチャンネルをスイッチ。
その瞬間阪神の外国人が逆転のツーラン。

この時期に他チームの試合を気にすることができるとは。

ファン冥利に尽きます。




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