祈優勝! オリックスバファローズ

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山本由伸

~オリックス・山本由伸、ノーヒットノーラン達成! の巻~




山本由伸、ノーヒットノーラン

無安打で迎えた、緊張の九回裏。
二度のファーストゴロにも基本怠らずきちんとベースカバーに入り、ゲームセット。

山本由伸、史上86人目のノーヒットノーラン達成。

球威、変化球のキレは間違いなく数年前からNPBトップクラス。
ボールだけみていれば、登板ごとにノーヒットノーランや完全試合を夢想してもおかしくないだけのボールを投げていました。



記録に名を残す

相手打線(加えて相手投手)との兼ね合いもあり、大投手でもなかなか難しいこの記録。
現に、オリックスでエースを務めた山田久志も金子千尋(参考記録)も、ダルビッシュも田中も大谷も未達成。

ノーヒットノーランなくとも、投手五冠に沢村賞まで受賞した山本由伸の価値は変わりませんが、あればなお価値を上げることは間違いなく。
瞬間最大風速的には完全試合を達成した佐々木朗希に抜かれましたが、現状やはり佐々木より山本と思わせるに十分なこの快挙。

記憶のみならず記録に名を残す、ナイスピッチングでした。

しかし贅沢言えば、エアポケットに入ったかのようなあのストレートの四球がなければ。


若月健矢

山本ももちろんですが、陰の立役者は若月健矢
昨季最優秀バッテリーを受賞したコンビも、5月3日のソフトバンク戦(負け)で解消。
一ヶ月以上ぶりのコンビ復活でいきなりの快挙。

納得のいく配球多く、リードだけならばチームでもトップクラス。
オープン戦よかった打撃が今季もまた足を引っ張っていますが、まだまだ重宝していくべきキャッチャーです。




山崎福也

山本の快挙で連敗を止めたチーム。
連勝狙った試合は序盤から得点奪うも、逆転負け
先発の状態の比較、攻撃面でのチャンスの多さを鑑みれば、実にもったいない敗戦でした。

先発の山崎福也の二死ツーストライクからの3四球にタイムリーは論外。
山崎への指揮官の(ときには異常なまでの)信頼の低さはこういう面に依拠しているわけで、四回での懲罰的交代もやむなし。



犠打

が、その中嶋にも疑問符。

一点を追う七回に巡ってきた無死一塁の好機。
この試合、最後になるかもしれない見せ場で観ている方もテンションが上がったところで、伏見に犠打
マウンドを降りてきた投手真正面に捕球しやすいスピードで転がったボールは二塁→一塁と転送されてダブルプレー。
ここで試合は終わりました。



ビハインドで犠打

山本がノーヒットノーランを達成した試合でも九番・若月に二度の犠打を命じた中嶋。
犠打の損益分岐点(打率1割3厘)を考えれば打率.110の若月ならばこれはあり。

しかし同じ九番打者とはいえ打率.248の伏見、しかも負けている場面ならばここは(セイバー的にも)普通に強攻。

ビハインドで犠打なんて、福良だけで十分。
そしてその非効率性も福良時代の経験で痛いほどに理解しています。

(犠打反対論者の私からみれば)ここ最近のチームの不調、歯車の狂いは、増井登板時の五回裏の不要な犠打から始まっている気がしてなりません。




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