祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

山本由伸

~オリックス・山本由伸、大谷曰く「今年やったなかで一番よかった」 の巻~




 金子千尋

昨夜放送された、「中居正広のプロ野球魂「俺の侍ジャパン2017」」。

球界のトッププレーヤー4人が3チームに分かれ、
投手3人、各ポジションごと野手9人の計12人を選び、
自分なりのベストチーム、いわゆる「my・侍ジャパン」を作り上げるこの番組。

1チーム目のリーダーは巨人のエースから日本のエースに駆け上った菅野智之、
続いて、今季大躍進を遂げた西武・山川と日本ハム・近藤の混合チーム、
そして、
最後のチームのリーダーは、
オリックスのエース・金子千尋

この3チームがそれぞれ、ドラフト形式にて日本球界のトップ選手を指名していきました。

おしゃれな金子は出るだけで映えますし、
論理的に指名理由を語れる金子は、番組の真剣みを増すという意味でも重要な役割を果たしてくれていました。



 9位・吉田正尚

で、その放送の中身。

待てど暮らせど、
わが愛するオリックスの選手の名が呼ばれることはなく…、
番組終了間際の野手ドラフト9位でなんとか、
金子、山川・近藤両チームから、吉田正尚の名が呼ばれました

冷静に考えると、
いまオリックスで侍ジャパンに呼ばれうる可能性をもった選手は、
吉田正尚かTしかいません

投手枠9人の中に金子が入らないのも、ここ3年の成績では仕方なく、
阪神、ロッテからは誰一人選ばれていないので、まあいいかとも思いましたが、
上を見ず下を見て満足するのは情けなくもあり…。

しかしまあ、
やっぱり、これが現実でしょう。



 次世代枠

突きつけられた厳しい現実に打ちひしがれたなか、
明るい話題も。

「俺の侍ジャパン」12人枠とは別に、
これからの侍ジャパンを担うホープを選ぶ、「プラスワン次世代枠指名」にて、
オリックスの次期エース候補・山本由伸が選出されました。
しかも、金子、山川・近藤の2チームから

昨年の同番組同指名では吉田正尚が選ばれましたが、
吉田の場合はすでに二桁本塁打を放ち、プロ野球ファンにも大きなインパクトを与えていました。
それに比べ、山本の知名度はほとんどなし
にもかかわらず、2チームから選ばれた山本由伸。

これは、凄いことです。



 金子から山本へ

まずは、なかなか聞くことのない、金子の山本評

「まずは球が速くて強い
器用
「僕よりも全然球速いですし、一年目で150キロ普通に出すんで、期待しています」

オリックスには、山岡、黒木、近藤ら期待の若手が多く控えていますが、
金子が選んだのは、山本由伸。

山岡、黒木はオールスターにも出場しており、
名の知れていない山本を推した方がこのコーナーの趣旨に合うという金子の忖度が働いたとも思えますが、
それでも他球団に多くのプロスペクトがいるなかで、
しかも相馬眼の高そうな金子が山本を選んだことに、大きな価値があります。



 大谷から山本へ

しかし、
それよりも驚き、また嬉しかったのは、
他球団の山川・近藤チームが山本を選んだこと。

両選手とも対戦はないものの、
近藤曰く、
「大谷から三振とった球があったんですけど、それも僕映像で観てて、「どうだった?」と聞いたら、ほんとに「今年やったなかで一番よかった」と言ってたんで」

評価とは、対象から距離が離れれば離れるほど真実に近づいていくもの。

自チームよりも他チームの選手の評価の方がその価値は高く、
しかもその評価主が怪物大谷であったならば。
しかもその大谷の評価が「今年やったなかで一番よかった」とは…。

オリックスファンへの、二日遅れのクリスマスプレゼント。

大器・山本由伸
その器は、私たちが思うより、もう一回り大きそうです。





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