~オリックス、増井32セーブ・山本36HP! の巻~
32セーブ
7勝13敗となぜか大きく負け越している楽天との2連戦。
常に競り負けている印象で、今日も接戦に。
2点差の九回表、
一発出れば同点のピンチを迎えますが、増井が抑えて5-3で勝利。
増井はこれで32セーブ目。
2位のソフトバンク・森とはこれで5差。
移籍初年度のタイトル獲得がみえてきました。
36HP
もう一つ狙えそうなタイトルは、山本の最優秀中継ぎ賞と新人王。
ホールドに関しては今日1つ加えて36HPとし、トップを走る日本ハム・宮西に3差と迫りましたが、こちらはちょっと厳しいか。
ただ、HP日本記録保持者の宮西とプロ2年目で互角に競えているのは立派の一言。
今日のピッチングも安定感があり、
あの頃のピッチングが戻ってきました。
新人王
新人王は、今日の対戦相手、楽天田中との一騎打ち。
規定打席未満ながら,280オーバーの打率に18本塁打・21盗塁の田中。
記者投票の新人王はチーム成績やインプレッションに左右される一面もありますが、
Bクラスに沈む両チームにその補正は行われそうにはなく。
だからこそ、
HP数で争う最優秀中継ぎ賞のタイトルを山本が手にできれば大きなリードとなるのですが、果たして。
リードもしくは同点の場面での登板で記録されるホールド。
打線の援護も必要となってきます。
怒涛の6連打
その打線、3点ビハインドを三回裏、
怒涛の6連打で一気にひっくり返し。
若月→宗→福田→ロメロ→吉田正尚→中島→T。
宗-福田の新一二番コンビが今日も躍動。
しかも一つずつ盗塁も重ね。
そして、
やっぱり嬉しかったのがTの一打。
なんだかんだ言っても、Tが打てば球場は盛り上がります。
今年の躓きを来季倍返ししてくれれば。
宗そのまま
面白かったのは八回の攻撃。
一死から安達がヒットで出て次打者は若月。
リードは2点。
福良ならば犠打一択と思われたところで、すかさず初球から走って盗塁成功。
こういう野球が観たかった。
若月も続いて一死一三塁。
ここでバッターは宗。
相手投手は左の森で右の代打も十分考えられた場面でしたが、福良は宗をそのまま打席に行かせ。
結果三振も、こういう経験が成長へと繋がっていきます。
二死となり福田。
福田らしい当たりでセンター前に抜けそうな打球も、藤田の好守に阻まれ、結果無得点。
点は入らずも、それ以上の収穫を感じられた1イニングでした。