祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

山岡泰輔

~オリックス、山岡‐松井でスミ1を制す! の巻~

 




スミ1のなかのスミ1

1-0
1安打
しかもその1本のヒットは一回裏の先頭福田が放ったもの。
スミ1のなかのスミ1。

0‐1で負けることは多々あるも、1‐0の勝利などオリックスの試合ではなかなかお目にかからず。

稀少なゲームで後半戦初勝利。
明日のKでカード勝ち越しを狙います。



山岡を則本にぶつけた西村の英断と勇気

オリックス先発は、球宴登板あり中2日の山岡。
対するは一週間前も負けた則本。

今日の則本の登板は予想されており、その則本には9連敗中。
登板間隔の問題もあり山岡を一日ずらし則本との対決を避けるという選択肢もあったはず。
一戦捨て確実に一勝を奪いにいく弱者の戦法。
いままでのオリックスならばそうしていました。

しかしここで山岡を則本にぶつけた西村の英断
この貧打戦、則本相手では点が取れないことは明白。
だからといって逃げるのでなく楽天に好相性のエース格山岡をあえてぶつけロースコアで戦う。

山岡以外では確実に負けていたでしょう。
西村の勇気が実を結びました。



則本を倒せるのはお前しかいない

則本にぶつけられた山岡。
プレッシャーもあったでしょうが、一男児としては嬉しかったのでは。

則本を倒せるのはお前しかいないという、無言の檄、そして信頼
投手キャプテンの心に響かないはずがなく。

その山岡、立ち上がりボールが多く苦しみましたが、修正できるのが田嶋との違い。

点差もあり衝突だけが怖かったものの、四回以降は安心して観ていられました。

よく立ち直ってくれました。



松井雅人

その山岡と今日もバッテリーを組んだのは、松井雅人

前回は直球中心。
今回はスライダー・カットボールを外角に集める山岡リードのお手本のような組立。
打たれたのは茂木2本に銀次2本。
上記の配球で右打者を完璧に抑えました。

前回は7回1安打。
今回は8回4安打。
15イニングを投げ失点0。

これだけでトレードは大成功といえます。



福田の凡ミス、吉田の犠飛

スミ1の1点。

先頭の福田が結果としてはチーム唯一となるヒット。
二番・大城が送って、三番・中川の当たりは福田の右へのショートゴロ。
ここでなぜか三塁に向かって走り出した福田
大凡ミスに天を見上げましたが、ウィラーのタッチが空振って三塁セーフ。

結果オーライとしか言えないプレーを点に結びつけたのは、四番の吉田正尚
高めのストレートをセンターに運び先制。

その後の打席をみてもなんとか打てそうなのはこの球のみ。
外野にもっていかれた則本も悔しがっていましたが、その球を逃さなかった吉田に天晴。



犠打失敗

この1点が勝負を決めましたが、勝負を分けたのは二回の楽天の攻撃。

先頭の銀次が記録ではショートへの内野安打も、大城のファンブルがなければタイミング的にはかなり微妙な当たり。
次打者ウィーラーを注文通りに内野ゴロに打ち取るも、今度はセカンド福田がファンブルで無死一二塁。

バッターは打率1割前半の堀内。
バントが転がらず2‐5‐3のダブルプレー
相手に献上したチャンスを犠打失敗で返上してくれた楽天。
助かりました。



ローリスクローリターンを目指しての併殺

打率を考えれば犠打でしょうが、フォースプレーの一二塁ほど難しい場面はなく。
犠打してくれれば助かると思いながら観ていたら案の定で、三塁封殺。
さらに一塁も殺せて。

強攻すれば当然併殺もあるがそれはハイリスクハイリターンの結果。
犠打併殺は、ローリスクローリターンを目指しての最悪の結果で、例えれば10円玉拾いにいって車にはねられるに似て。

福良野球をいやというほど経験した身からすると、
攻撃側にとって、犠打は大体意味がなく、
守備側に立てば、犠打は大体ありがたい



-山岡泰輔
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