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山岡泰輔

~オリックス・山岡泰輔、背番号「19」へ の巻~




「13」から「19」へ

オリックス山岡泰輔投手(24)の背番号が「13」から「19」へ変更されることが19日、分かった。

球団関係者が「本人と約束していたので」と内定したことを認めたもの。19は18年オフに日本ハムへ移籍した元エースの金子が05年から14年間着用した。今季13勝4敗で最高勝率のタイトルを獲得した右腕が球団の「エースナンバー」を来季から継承することになった。

山岡にとって念願の番号で、これまで「入団した時からネコさん(金子)にも欲しいと言ってました。社会人で初めてもらった番号でもありますし、19番を使っている選手は格好良く見えますね」と思い入れを明かしていた。金子が退団したタイミングで球団に背番号の変更を志願したが、グッズ製作などの都合で実現しなかった。

新人の17年から3年間着用した13については「愛着はあります。いつか出世番号になったらうれしいですね」と語り、「ネコさんがオリックスのエース番号を作ってくれた。ネコさんみたいな成績を残したいです」と覚悟を口にした。20年から新たな番号を背負い、エース道を突き進む。(日刊スポーツ)

昨季終了後にも一度話題になったこのニュース。
金子の退団決定が遅くいったんお流れとなり、最高勝率のタイトルを獲得しいよいよ来季から。



「13」といえば「山岡泰輔」

オリックスの背番号「13」。
阪急末期の森厚三から青学の二枚目・吉田直喜。
吉田の後の豪腕・牧野塁から山岡の前の佐藤峻一までほぼほぼ結果がでておらず。

印象的な選手がいなかったゆえ、「13」といえば文句なしで「山岡泰輔」となっていただけに、もったいない印象。

ただ、この背番号変更が球団主導ではなく山岡の希望であったのならば、それはそれで諒とすべきことなのでしょう。



エースナンバー

しかし、
背番号「19」がオリックスの「エースナンバー」という点には違和感しか覚えず。

阪急ブレーブス時代からのファンである私には、この球団のエースナンバーは、背番号「17」一択。

ただ、山田自身阪急ブレーブスでユニフォームを脱ぎ、
その後は長谷川滋利、前田和之、戸叶尚、香月良太、東野峻、山崎福也ときてFAで獲得した増井浩俊という流れを振り返れば、長谷川以外に背番号「17」に見合う投手はおらず、令和の時代、もはや「17」をエースナンバーと呼ぶのは苦しいかもしれません。

しかしながらそれとは別に、阪急が続いていれば永久欠番でもおかしくない背番号「17」の扱いがあまりにも酷い。
こういう過去の歴史・伝統への軽視が、チーム弱体化の一因であることは間違いなく。



金子千尋の「19」

山岡が新しく付ける背番号「19」。

こちらは阪急末期の快腕サウスポー・高木晃次から、捕手の高島徹、フレイザー、木村昌広、小川裕介を経て、オリックスバファローズ誕生とともに金子千尋

高木晃次が大好きだったので、いまでも背番号「19」といえばと尋ねられれば高木と答えそうですが、一般的には文句なしで金子。
その金子、大エース山田久志と違い、大事なところで勝てず、さらにはチームを背負うという気概を感じることがなく、山田のようなザ・エースとまではいきませんでしたが、弱小オリックスで120勝という数字には称賛以外なく。

となれば、やはりオリックスのエースナンバーは背番号「19」なのでしょう。




雪辱の機会

期待されたピッチャーが付けることの多い10番台の背番号。
「13」と「19」についてつらつらと書いてきましたが、山岡に金子(と長谷川)以外ほぼほぼ活躍できていない現実に直面すれば、長き低迷も頷けます。

そして元エースの金子は来季も日本ハム。
来季対戦することの怖さや嫌気よりも、雪辱の機会を貰えたという意味でありがたい限り。
金子の球に触れたことのない一素人の一感情ですが、
選手もそうであると、信じたい。





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