~オリックス、7勝7敗2分けでオープン戦を終える の巻~
7勝7敗2分け
同点の九回裏の攻撃は一番佐野から。
が、あっさりと三者凡退で終わりゲームセット。
オープン戦最終戦、最後はサヨナラで勝って勢いつけて開幕を迎えたかったところも、そう甘くはなく。
結果、7勝7敗2分けの五割でオープン戦を終えました。
竹安、増井で敗れた楽天戦はともかく、山本・宮城・山岡をぶつけての阪神戦で白星なしはオープン戦でも痛い。
しかも彼ら3人が揃ってしっかりとした仕事をしただけに。
得点力不足
その理由は、誰の目にも明らかなように得点力不足。
4連敗+1引き分けの間、本塁打は1本も出ず。
和製大砲の吉田正尚、T、頓宮にも、助っ人のモヤにも、期待の若手、太田・紅林にも出ず。
そしてジョーンズはここにきてお休み。
ならばと足を使うも、走塁死多発で自滅。
阪神投手陣の仕上がりの良さは目立ったものの。
ただ、若手野手が当てに行くようなつまらないスイングはしておらず、(野球下手はともかく)そこまで悲観しなくてもいい気もしています。
山岡泰輔
先発の山岡泰輔。
前日の宮城の快投が刺激となったか、6回/被安打5・奪三振10・失点1と好投。
最終回は阪神のクリーンアップ相手に三者連続三振で締めて、防御率0.69は宮城よりも山本よりも良し。
存在感は例年に比べ薄いも、淡々と自分の仕事をこなす(のみならずチームのことも考えられる)山岡はチームに不可欠なピッチャー。
実は大事な3戦目。
山岡でいざ勝負。
三塁
ジョーンズの欠場理由が公にはなっていませんが、もし欠場となっても杉本、Tで補うのは可能。
問題は三塁。
この試合では、ファームで結果を残して上がってきた宗佑磨を二番で起用し、4打数1安打。
アウトとなった三打席目のライトフライもいい当たり。
守備でも好守でチームに貢献。
三塁の候補は3人。
福田周平:打率.000/9打数0安打、出塁率.250
宗佑磨:打率.250/5打数1安打、出塁率.200
大下誠一郎:打率.150/20打数3安打、出塁率.292
個人的には宗、福田、大下の順。
クローザー
解消されなかったのは、三塁問題同様にクローザーも。
ヒギンスを当初の予定通りにセットアッパーとするならば、とりあえずは経験豊富な平野佳寿か。
しかしその平野。
三者凡退で抑えたものの、相手打者の打ち損いに宗の好守に助けられた面が大きい。
ストレートも垂れ気味で、カーブも投げてみなくてはのレベル。
漆原は真っすぐはいいものの、制球があまりにもアバウト。