祈優勝! オリックスバファローズ

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山岡泰輔

~オリックス・山岡泰輔、納得?の大炎上の謎 の巻~




凱旋、紅林弘太郎

静岡での楽天2連戦。
昨季大きく飛躍した紅林弘太郎が地元に凱旋。
2試合で8打数3安打、心配された右肩痛も報道通りに軽症だったようで一安心。

初戦では前カードの中日戦に続き、紅林を三番、吉田、杉本を四・五番に起用。
一二番に出塁率の高い選手(福田、渡部、後藤)を配し、チャンスに強い宗を打点が稼げる六番に置くも、単純に、出塁率の高い選手(が長打のない選手)により打席が回るメリットより、昨季の首位打者、本塁打王というリーグを代表する強打者の打席が減るデメリットが大きいのは火をみるよりも明らかなわけで。

意味があるとは思えない打線変更でしたが、いろいろ試せるオープン戦らしい試みではありました。



炎上、山岡泰輔

初戦の火曜日の先発を任されたのは、先発六番手を争う山岡泰輔
その山岡、3回1/3(81球)/被安打10・自責点7の大炎上。

そんな山岡の試合後のコメント。
「やりたいことができました。打たれるのは想定内。野球を始めて今までにない配球だったり、いい収穫があった登板でした」、「監督と話しあったことなので具体的には言えないです。今日はそれが一番重要だったので、打たれたことは気にしていません」(スポニチ)。

山岡自身、自分の言葉と世界があり、それが強固であるがゆえに自身の不調や実力不足を糊塗してしまう場面が過去にもあり、この発言自体を鵜呑みにはできませんが、指揮官も「内容は良かった。やりたいと言っていたことができていたように見えた」と評価しているところをみると、言い訳にも聞こえるその発言の信憑性は高そう。



スタイルチェンジ

配球の面では山岡の武器のスライダーを少なくし、カーブやチェンジアップを多投。
これが全てだとは思いませんが、開幕まであと10日のこの時期に新試行を敢行する意味がみえず、そしてそれで結果打たれたのもこれまた現実。

この楽天戦に、開幕2カード目(楽天戦)の先発が予想される、田嶋大樹と山崎福也(+バルガス)の姿が静岡になく、教育リーグが開催されていた名古屋にあった(しかも3投手とも好投)ということを考えると、スタイルチェンジ以外の別の意図があったと思われます。



使命

開幕2カード目に対戦する楽天相手に、田嶋、山崎、バルガスを隠した中嶋。
にもかかわらず山岡を投げさせたということは、山岡にしかできない使命があったということ。

やはりそれは楽天打線のデータ収集と照合かと思われます。

日本シリーズ第1戦、ある意味試合を捨てながらデータの確認に使った往時の西武。
その役割を担ったのが、ベテランの東尾修。
いまのオリックスでそれができるのが(若いながらも)山岡泰輔。

内容的には散々だった山岡を中嶋が評価したのはそれが大きかったのではと思っています。
というか、この時期にあのピッチング。
それ以外でなければ、評価に値するピッチングと思えず。
いろいろ試せるオープン戦ではありますが。




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