祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

山岡泰輔

~オリックス、巨人を三タテ! の巻~




 爽快

まさしく、「爽快」の一言。
苦手巨人を敵地で見事にスイープ
これで今季最長の7連勝達成です。

初戦は九回二死から3点差を追いつく大逆転勝利。
二戦目は小谷野の先制打、Tのスリーラン、中島のタイムリーで稼いだ5点を、ヘルメン・黒木・平野で逃げ切り、
そして今日、
駿太の先頭打者アーチで幕を開け、
二人の孝行息子の力投で、みたび接戦をものにする。

観衆の多さと勝率の反比例がはなはだしいオリックスが、
観衆43141人の敵地で巨人を蹴散らす。

強いオリックスが完全に戻ってきました



 山岡泰輔

今日のヒーローは、
先発の山岡泰輔でしょう。

8回をわずか90球、被安打4にまとめる最高のピッチング
マギーのセンターオーバーのツーベースで1点を失いましたが、センターが駿太もしくは武田ならばたぶん捕れていた打球。

イン・アウトの投げ分けが絶妙で、
アウトコースのスライダーのキレ味に、三振を喫した侍ジャパン常連の坂本も驚きを隠せない様子でした。
また、インコースへの制球もただのインというよりも、狙ってインハイに投げていたところがすごかった。

いかに少ない投球数でアウトに仕留めるかを命題として掲げる山岡にとって、
今日のピッチングはまさに理想のものでしょう。

これで2試合連続勝利
二桁勝利もまだ十分に可能です。



 黒木優太

上述の通り、8回90球の山岡。
平野が昨日まで4連投ということを考えると、このまま山岡続投かと思いましたが、福良の決断は交代。

代わって最終回のマウンドに上がったのは、
クローザー平野ではなく、山岡と同じルーキーの黒木でした。

黒木もこれで3連投、
ここ9試合で8試合目のマウンドと登板過多なのは明らか。
先頭の橋本にいきなりスリーボールとなったときには不安でいっぱいでしたが、
結局はストレートで押し切り、三振。
ストレートしかない場面で小技のきく橋本にバットに当てさせないとは、いかに黒木のストレートにキレがあるかが分かります。

今日も一本もヒットを打たれず、
黒木、この3連戦で巨人の上位打線を完ぺきに抑えきりました(とくに三番・マギー、四番・村田とは3試合連続の対決で無安打に抑えました)。

じつに恐ろしく、
そして、
じつに頼もしいピッチャーです。



 福良采配

打線の組みかえにも成功。

一番に、打席に飢え始めた駿太を起用し、いきなりの先頭打者弾。
二番の西野も久しぶりのスタメンで1安打1犠打としっかりと仕事をこなしました。

なぜセンターが、武田・宮崎ではなく大城なのか、
なぜ六回一死から大城に送らせ若月に託したのか、分からない部分もありますが、
福良なりの考えがあったのでしょう。
じっさい、勝利という結果を出してくれたのでそんな疑問も霧消しました。

この3連戦、福良采配が的中していました。



最高の一週間

「ここ3年でいまが最高の状態」と語る中島はこの日も貴重なタイムリーを放ち、打率を,296まで戻し、
先制弾の駿太は猛打賞
若月は好リードで山岡を引っ張り
武田は好守でチームの危機を救う

ロメロがセ主催試合でスタメンで出れないなか、
チームが一つになって勝利を掴む
その結果が巨人スイープに、7連勝

負け続けた巨人への雪辱を果たし(まだまだ足りませんが)、
借金も2まで減少。

いま、このチームは強い。
いま、オリックスは強い
そう思わずにはいられません。

幸せな、
そして最高の、一週間でした。




-山岡泰輔
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