～オリックス、山岡の成長 の巻～
与しやすし
天気予報は雨。
にもかかわらず、開催決定権をもつDeNAは強行。
結果、２回ノーゲームとなりました。
快勝が続き、波に乗っているDeNAのその判断は当然でしょう。
またその決断の裏には、別に二つの理由があったと思います。
一つ目は、オリックスの先発が山岡であったこと。
ドラフト直前に行われたDeNAvs山岡の所属する東京ガスの練習試合。
初のCS進出を果たし、気合の入ったプロチームとの初対決。
結果は山岡、３回11安打５失点と大炎上。
そのときのメンバーが残るDeNAに、山岡与しやすしの印象があったことは否めません。
金子千尋
もう一つは、試合が延期になった際に、金子が相手となる可能性が高いこと。
横浜スタジアムでKO食らった印象が強い金子ですが、
それでも山岡よりは手強いと思うのがセリーグチームの常。
しかも明日のDeNA先発は高卒３年目の飯塚。
DeNAにとっては厳しい戦いとなること請け合いで、
是が非とも今日やりたかったのでしょう。
成長
ある意味、なめられた格好の山岡ですが、
圧倒はできなかったものの、
オリックスに入って成長した姿を横浜打線にみせてくれました。
とくに、ピンチで迎えたロペス・筒香との対戦は面白かったですね。
私自身、ドラフト前の山岡の評価はかなり低いものでしたが、
その原因となったのは上述の練習試合でのピッチング。
その相手に対して、臆せずキレのある変化球で勝負する山岡の姿は、
今までで最もたくましくみえました。
久しぶりに出た若月のタイムリーは無意味なものとなり、
とことんチームはついていませんが、
運など蹴散らすようなピッチングを、明日、エースに期待します。