~オリックス、ここ9試合で4度目の完封負け の巻~
観るに堪えない試合
三度の満塁のチャンスで一本も出ず、今日も完封負け。
ここ9試合で4度目の零封。
今季14度目。
選手に力もなければベンチに工夫もない。
観るに堪えない試合でした。
それに比べてソフトバンク。
グラシアルの先制弾に今宮のダメ押し弾、
熱男の掛け声でファンは一体となり、最後は柳田の一発で締める。
ファンは大喜び。
力不足
オリックス7安打で0点、
ソフトバンク15安打で12点。
好機で一本出ないのは単に選手の力不足。
打率,214の安達が六番に入る打線では勝負にならず。
チーム打率は,239でリーグ最下位。
チーム長打率,357はあのロッテにも劣りリーグ最下位。
チーム出塁率,303もリーグ最下位。
ですから当然OPSもリーグ最下位。
打撃部門ほぼ全滅です。
ヒットは出ず、出ても長打にならず、
ヒット以外で出塁もできず。
力不足。
「チャンスの時の打撃をもっと大胆にいってほしい」
大敗を喫した指揮官の敗戦の弁。
「チャンスの時の打撃をもっと大胆にいってほしい」(スポーツ報知)
なぜ選手は大胆にいけないのか。
本日何度も書いている通り、その根底には選手の力不足があるのですが、
指揮官のバント偏重という消極策がチームに悪影響を与えていることにいい加減自ら気付かないと。
結局は27個のうちの貴重な一つのアウトを献上する、バントという消極的な作戦に固執している人間の口からまさか正反対にある「大胆」ということばが出てくるとは…。
呆れてものが言えません。
山岡泰輔
貧打なのは、投手にとってはかわいそうですが分かり切っていること。
現状の先発陣では西に次ぐ位置にいる山岡ならば、
近い将来オリックス投手陣を背負って立つ立場にある山岡ならば、
それ前提で投げてもらわないと(非常にかわいそうなことではありますが)。
四回、柳田をストレートで見逃し三振に取ったまではよかったものの、
そこから四球を挟んで5連打でノックアウト。
山岡のときにいつも感じることですが、走者が出ると特にテンポが悪い。
先発復帰後の連勝も3でストップ。
防御率はこれで4.19。
こちらも力不足。
チャンス×T=凡打
四回に7点を一挙に失い敗北は決定。
となると、それでも声を嗄らして応援する、球場に駆け付けたファンの楽しみは、誰かの一発。
その候補は、吉田正尚かT。
吉田は2-2で結果を残しましたが、
毎度のことながら、問題はT。
六回は一三塁、
八回は満塁、
ともにチャンスで力なく凡退。
チャンス×T=凡打。
悲しくなります。
なんだかんだ言ってもこのチームはT。
そう言い続けてきましたが、はたして本当にそうなんでしょうか。