~オリックス、山崎福也も3発に沈む の巻~
43対70
昨日の山岡泰輔に続き、今日も先発の山崎福也が3本塁打を浴び、負け。
田中に2打席連発、そして昨日に続いて浅村に一発。
浅村に対しては、伏見は初球にインコースストレートを要求するも真逆のアウトコース高めにいって被弾。
これではどうしようもありません。
チーム本塁打43に対し、被本塁打は70。
チーム本塁打はリーグ最下位、被本塁打はトップ。
最下位も当然。
長打力軽視と小技重視の弊害
2015年以降の福良体制と以前からのスカウティングによる、長打力軽視と小技重視の弊害が今年も表出。
長距離砲育成に要する辛抱はできず、打者に求めるは犠打の成功率。
強く振るより右打ちを求めた結果、中距離バッターも短距離バッターに。
中嶋が監督代行に就任し、ようやく長打力を評価し始めチームが変わる空気が生まれるも、まだまだ時間を要することは間違いなく、同じような愚痴を数年は言い続けることとなります。
二番・杉本裕太郎
今日のスタメン、二番・杉本裕太郎などはその変化の一例。
投手が右下手の牧田に代わっても使い続けた八回、しぶとくセンター前にもっていったのは杉本本人にとっても首脳陣にとっても大きな意味をもつはず。
左対策で起用した松井佑介は2安打。
彼らにチャンスすら与えず負け続けた西村徳文とはいったい何だったのか。
二死一二塁、代打・T-岡田
3点ビハインドの九回表。
中川、伏見のヒットで二死一二塁。
バッター大城というところでコールされたのは、T‐岡田。
昨日とほぼ同じ場面でTを起用した中嶋。
ここでまたも打たねばTのメンタルはどん底に落ちるは必定の場面での起用は、Tへの絶対的な信頼の証。
そのT、期待に応え右中間を破るタイムリーで1点差。
昨日見逃したストレートを弾き返しました。
昨日のあまりにも不甲斐なかった三球三振の反省が感じられた一打でした。
佐野と福田
Tの代走・佐野を二塁に置いてバッター福田周平。
楽天側は三木お得意の超前進守備で1点を防ぎにいくも、捕手がわずかに弾いたのを見て佐野が三進。
他球団に比べ捕手がこぼした際に次の塁を狙う意識が低いオリックスにおいて、佐野と吉田正尚はいい意味で前がかり。
ランナー三塁となったことで超前進守備が解け、佐野の足ならばワンヒットで還ってこられる体制ができあがるも、福田は三振に倒れゲームセット。
ただ、150キロ超の内ストレートを強く振りにいっての三振ならば、仕方ない。
これでまた3連敗。
借金は20の大台に乗るも、西村時代と違い選手は前を向いています。
あとはなんとか勝利を手にし、日々少しずつ自信をつけていってくれれば。
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