祈優勝! オリックスバファローズ

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山崎福也

~オリックス・山崎福也、ぶち壊す の巻~

 




バッティングピッチャーさながら

今週二回目の「ぶち壊す」シリーズ。
前回の山岡(~オリックス・山岡、ぶち壊す の巻~)に続いて今日は山崎福也がその主役

初回、打者9人に被安打7
まともにアウトを取ったのはレアードの三振のみで、
大田のライトフライはロメロの好守に助けられ、もう一つは武田の好返球のおかげ。

互いにプロでありながら、
バッティングピッチャーさながらに打たれまくる。
いままでのこともあり、前回・阪神戦での好投にも懐疑的でしたが、
プロ初完封を飾った得意の日本ハム戦に回してもらいながらのこの為体。

まあ、これが山崎の実力でしょう。



「ピッチングになっていないですよ」

憧れは星野伸之と語るように、新しい武器の90キロ台のカーブを混ぜながらの投球も、
全般的にボールが高く、投げるボールすべて捉えられる。

アルシアの打球を小島が捕れていたら少しは変わったでしょうが、それでも記録はヒット。
その後も打たれまくったわけですから、まあ関係なし。

日大三の後輩・横尾に特大のアーチを掛けられて、ジ・エンド。

ここで試合は終了となりましたが、その後も7イニングあるわけですから、
ディクソン、山岡しかり通常は先発に100球程度は投げさせます。
とくに連日の登板で疲労蓄積気味のリリーフ陣を抱えるオリックスならばなおさらのこと。

しかし、福良は交代を即座に決断
見込みなしとの判断。

「ピッチングになっていないですよ」とは鬼の福良の試合後の談(スポーツ報知)。



大城の思いっきりのよさ

悔いが残るのは初回の攻撃。

思いっきりのよさが活きる一番に入って、水を得た魚のように生き生きとしだした大城がヒットを放ち、無死一塁。
二番・好調西野も、福良のサインはどうせバントと思いきや、まさかのヒッティング
これが見事に的中して無死一二塁
三番・ロメロ、四番・吉田しか走者を還せないいまのチームにおいて、最善の形が出来上がりました。

そのロメロの打球はセンター前方のフライ。
ここでなにを思ったか、ボールが落ちると確信した大城が猛スピードで三塁を駆け抜け一気にホームへ

しかしボールは余裕でセンター西川のグラブの中に収まり、二塁転送でゲッツー完成。

大城の思いっきりのよさが、即座に裏目に出ました。



大城らしい

まだ初回、次打者が四番。
センターは西川。
打球はライナーでもなく、センターの動きを確認するだけの余裕もありました

消極的なプレーではないのがまだ救いですが、大城らしい凡ミスとも言え…。

日本ハム先発の高梨は決して良くはなく、ここで点が入っていれば…。
そしてその後の山崎…。
いまのオリックス打線に5点のビハインドはさすがに重く。



T、離脱

3戦連続安打中で調子が上向いてきた感のあるT-岡田が、脇腹痛にて登録抹消
小谷野が抜け中島が抜け、いよいよTを頼りにすべきときのこの離脱。
試合中の怪我とはいえ、さすがに情けない。

中島肉離れにTの脇腹痛。
ともに長期離脱は免れそうにありません。

代わって上がってきたのが鈴木昂平というところに、いまのチーム状態が表れています。

野手陣、いよいよ末期の予感




齋藤綱紀

それでも、
金田、澤田、齋藤、近藤は自分の仕事をきっちりやってくれました。
特によかったのが齋藤綱紀
一死三塁のピンチで石井を三振、西川をレフトフライに抑えて(武田がまたも好守)、ピンチを切り抜けました。

5年前の夏、南北海道代表として地元の期待を背に甲子園のマウンドに上がった齋藤綱紀。
その頃の齋藤を知る者にとっては、当時の面影はまったくなくなりましたが、
このサイドスローこそが、苦しみの果てに自ら作り上げた、いまの齋藤の姿

故郷に錦を飾った、と言うには尚早なのでしょうが、
齋藤の覚悟と苦闘を知るがゆえに、
一塁ベース寄りのプレートに立ち、
横から一生懸命腕を振り続ける齋藤を、どうしても称えたくなります。



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