祈優勝! オリックスバファローズ

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山崎颯一郎

~オリックス、椋木先発回避→代役山崎颯一郎好投→山崎福也乱調で西武に負け越し の巻~




椋木、当日捻挫で登板回避

復帰登板で大崩れした椋木に、一週間後の同カード西武戦にリベンジの機会を与えたオリックス首脳陣。
そこには選手を育てたいという親心も感じられますが、それを自らフイにしたのが親心を受ける側の椋木。
登板当日朝の捻挫で登板回避、急遽山崎颯一郎が先発を任されることになります。

怪我の状況、状態含めての詳細が待たれますが、コロナとは違い、ちょっと考えにくい怪我(もしくはミス)。

大事な試合の開始前に漂った嫌な空気。
ただ、それを一掃したのが代役の山崎颯一郎。



代役・山崎颯一郎

初回から157キロの速球を軸にがんがん押して西武打線を圧倒し山崎颯一郎。
真っすぐはほとんど低めにはきませんが、155超の真っすぐならば打者の手が伸びない高めの方が効果的。
フォークはカウント稼ぐ球と決め球の二つを投げ分け、さらには時折投げるディクソン直伝のナックルカーブで緩急をつけ。

山崎颯一郎、今季一のピッチング

しかし、山崎は五回を投げることもなく、西武打線が対応できぬまま三回で交代。



予定通りの三回交代

この交代に関しては、内容云々かかわらずベンチの当初の予定通り(のはず)。
右肩痛明けでファームでもリリーフが主だった山崎颯、第二先発の山崎福也も控えており、その判断自体は諒。

山崎颯は本当に素晴らしいピッチングでしたが、当初から三回限定と指定されていたから生まれた好投とも言え。
それはストレートが自己最高を記録したことでも明らかで、長いイニング投げるつもり(予定)がなかったためリミッターも外していたと思われます。

ただ交代自体を躊躇わせるくらいの凄いピッチングであったのは間違いなく、臨機応変に続投という選択肢も。
個人的には、故障明けでなく、ファームでも先発を任されていれば続投は十分にありだったと思います。
でない以上、今後の状態を考えても、やはりここでの交代は仕方なし。

そしてこの交代が、試合を大きく動かします。



山崎福也

第二先発は、山崎福也
ただ、山崎颯からの交代を喜ぶ西武打線に交代直後からつかまり、先頭からの6連打で一挙に4点を失い、試合終了。

山川の三ゴロ(記録上ヒット)を処理した宗の送球を頓宮が捕れていれば、鈴木のショート頭上グラブを弾いた当たり(記録上ヒット)が捕れていれば、さらには中村の当たり損いの打球がヒットとなるアンラッキーがなければとタラレバもあれど、6連打食らうは完全に投手のせい。

前半戦最終盤からのブルペン待機後、締まりのない投球が続いていた山崎福也。
そこに目を瞑り、長いイニングを投げられるということを(のみ)重視し山崎福を起用したベンチにも問題はあり。



2勝1敗、1勝2敗

とは言っても、椋木の登板回避(もしくは回避がなくても)でブルペン総動員が基本だったこの試合。
山崎以降も、村西、比嘉、本田全員が失点したのもまた事実。
止まらない流れになっていたとはいえ、ブルペン陣も総じて失点していてはこの試合の勝利はほぼなかったとも言えます。

前回の3連戦を2勝1敗
そして今回1勝2敗
勝ち越したかったところですが、五分。

西武との残り試合は1。
そして首位ソフトバンクは勝利。
球宴明け後に西武に喫した3連敗が重く重くのしかかってきています。




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