~オリックス、楽天に惜敗し夢破れる の巻~
夢破れる
楽天戦3連勝をかけた大事な3戦目。
惜敗、でした。
あと1点が奪えず、則本、福山、松井の前に6安打1得点。
奇跡のミッションオクトーバーが遠のく痛い一敗。
まさかの夢も破れたようです。
もちろん、則本のいつも以上に気合の入ったピッチングは称賛に値しますが、
打線にもう少し工夫があれば…。
いくら最近好調といえど、
いくら則本との対戦成績がよくとも、
一番・西野、二番・大城では、
ギアを上げた則本に太刀打ちできない。
結局彼ら二人が8打数0安打で、
2安打と当たりに当たった駿太を還すこともできず、
主砲・吉田の前にランナーをためることもできずで、得点機会は失われました。
何度も書いていますが、
一級品のピッチャーには彼らでは無理。
一番・T、二番・吉田で対応しないと。
九回最後の攻撃も、吉田に回る直前で終わりました。
遮二無二
九回表。
駿太→山崎→西野→大城→そして吉田正尚と続く場面。
まず駿太に代打・宮崎。
ボテボテの内野安打で出塁後、山崎にバント要員として代打・鈴木昂平。
しっかり決めて、西野に代打・伊藤。
いつも通りしっかり粘ってくれるも三振でツーアウト。
最後は
大城に代えて、杉本の一発に賭けましたが空振り三振で試合終了。
内野手を使い果たした福良。
万一追いついていたら、DHを解除して安達を守らせるつもりだったのでしょう。
いままで、
来る確証のない次の守りのことを考え、遮二無二、一点を取りにいかなかった福良でしたが、
大城に代打・杉本の是非は別として、最大限勝負にいった代打攻勢は、久しぶりに納得できる采配でした。
山崎勝己
ここ2試合結果を残せなかった松葉が先発。
首脳陣のとった方策は、一昨日のディクソン同様、スタメンマスクを代えることでした。
伊藤でも若月でもなく、山崎勝己を起用。
五回に3本のヒットを集められ勝ち越しを許したものの、
6回2失点は、ここ最近の松葉の状態を考えると、ナイスピッチングと言えるもの。
山崎健在をアピールしました。
七回比嘉、八回金田は2三振ずつ奪い、
なんとか流れを呼び込もうと力投しましたが実らず。
しかし、前回登板時以上の比嘉のピッチングは来季に向けての明るい材料です。
来季に向けて
奇跡のミッションオクトーバーに向け、一つも負けられなかった楽天戦を落としたオリックス。
これでもう4位フィニッシュは確定的。
あとは来季に向けて、若手をどんどん登用していくべし。
投手では吉田凌、野手では園部でしょうか。
吉田凌に関してはまだまだ通用しないとは思いますが、一軍を経験させることは来季へのモチベーションアップのためにも不可欠。
頭のいい吉田ならば、経験以上のものを掴んでくれそうです。
3位以上は確実と思った4月の快進撃。
あのころがただ懐かしい、9月の夜です。