祈優勝! オリックスバファローズ

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吉田一将

~オリックス、惜別2021①(吉田一将) の巻~




惜別2021

歓喜の裏に、別れあり。
25年ぶりにリーグ優勝を果たしたオリックスですが、その裏で20人の選手がチームを去ることとなりました。

投手:吉田一将、荒西祐大、飯田優也、鈴木優、神戸文也、金田和之
捕手:稲富宏樹、フェリペ
内野手:岡崎大輔、勝俣翔貴、古長拓
外野手:西浦颯大、佐藤優悟、田城飛翔

外国人
投手:ディクソン、ヒギンス、スパークマン
内野手:モヤ
外野手:ロメロ、ジョーンズ

惜別2021と題し、縁あってオリックスに所属してくれた各選手の思い出等について書いていきたいと思います。
第1回は、吉田一将



吉田一将

吉田一将(2013年ドラフト1位/JR東日本)
通算成績:226試合/18勝20敗2セーブ55ホールド・防御率3.74
今季成績:0試合/0勝0敗0セーブ0ホールド・防御率-

評価の高かったオリックス2013年ドラフトの1位。
社会人トップの前評判で複数球団の指名が予想されるも単独。
社会人3年目の石川(ロッテ)が複数指名で、結果としてはスカウトの目は正しかったということか。

しかし、吉田も決して外れでなくドラフト1位の即戦力としてチームに貢献。
1年目、ソフトバンクとの激しい優勝争いのなか14先発で5勝。
3年目はリリーフとして5勝21セーブと獅子奮迅の活躍。
4年目のシーズン後半にはプロ初完封。
5年目の2018年には再びリリーフとして、セットアッパー山本由伸とともにブルペン陣を支えました。



リリーフとして

ただそこから怪我もあり成績下降、2021年シーズンは一度も一軍マウンドに上がることなく、同期の東明が去った翌年にオリックスのユニフォームを脱ぐことに。

強いボールがあるわけでなく、フライピッチャー。
タイプ的には先発も、チーム事情もありリリーフが主。
結果的に唯一の完封となったロッテ戦でのプロ初完封(マレーロがNPB通算10万号を放った試合でもありました)が素晴らしかっただけにもったいなかった気もしますが、低迷期のチームにおいてリリーフとしてドラ1として十分な活躍を残してくれました。



vs 大谷翔平

個人的に最も印象深いのは、プロ初完封の快投ではなく優勝争いをしていた2014年終盤、ルーキーイヤーの日本ハム戦。

大谷翔平が10勝10本塁打を達成した記念すべき試合で先発していたのが吉田一将。
弾丸ランナーでセンターバックスクリーンに運んだ大谷の驚弾に、スタジアム内で最も驚いていたのが投げた吉田一将。
バックスクリーンを振り向いたとき、吉田の特徴でもあった首の長さが余計に際立っていたのを思い出します。

その首と背筋をピンと伸ばし、グラブを膝に一度当ててから投じられる吉田の真っすぐの伸びは、実に美しかった




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-吉田一将
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