~オリックス・吉田正尚、2年連続ベストナイン の巻~
谷以来
オリックス吉田正尚外野手が2年連続でベストナインを受賞した。
「なんとか最後はタイトル争いまでいけたんですけど、最後取れなかった。来年は打撃部門のタイトルを取れるように頑張っていきたい」。今季全143試合に出場し、打率3割2分2厘、29本塁打、85打点。2度の月間MVPに選出され、プレミア12では世界一も味わった。(日刊スポーツ)
オリックスで2年連続ベストナイン受賞は、2002年の谷佳知以来とのこと。
吉田の快挙を称賛するよりも、ここまでの長さに苦笑。
初タイトル
開幕カードの日本ハムのシフトに調子を乱され、スタートダッシュ失敗。
同様に打てなかったTには心配や諦めの声が多かったものの、吉田に対してそのような悲観的な声はほぼなく、最終的にはファンの予想通りに復調し、月間MVPを2度受賞、首位打者争いにも顔を出し。
ただいまだ遠い初タイトル。
打率は首位打者・森に7厘、
打点は山川に35点、
本塁打は14本。
個人的には本塁打王を獲って欲しいものの、現実的には首位打者が最も近い。
2年連続全試合出場
打率3割2分2厘、29本塁打、85打点。
その数字は当然に立派も、
2年連続全試合出場はそれに匹敵すること。
吉田が抜けると、ロメロ以上の惨状が待ち構えています。
生まれ変わった吉田の奮闘をみるにつれ、不可避な面はあれど、ロメロを保留者名簿から外す編成部の気持ちは十分に理解できます。
3年連続OPS.900超え
また得点との相関性の高いOPSは、トップの森友哉とほぼ変わらぬ.956。
2年目から3年連続.900オーバーと、既に一流選手の域に入っています。
出塁率は2位(1位は近藤)、長打率も2位(1位は森)。
山川・中村、大田・中田と共闘する森・近藤と異なり、吉田の場合はほぼほぼ孤軍奮闘。
オリックスのみならずパリーグを、日本を代表するバッターとなった吉田正尚。
吉田のマークを分散させる選手の台頭もしくは獲得が欲しいところ。
それが叶えば、初タイトルは確実では。
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