祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

吉田正尚

~パリーグ優勝のオリックス、25年ぶりの日本シリーズは劇的サヨナラ白星発進! の巻~




一気呵成の大逆転劇

2点ビハインドの九回裏。
ヤクルト・クローザーのマクガフの初球のストレートを見てパソコンに向かい、3球目のキレのある変化球を見て付けた今日の記事のタイトルは「~パリーグ優勝のオリックス、25年ぶりの日本シリーズは黒星発進 の巻~」。

それが、一気呵成の大逆転劇で勝利

紅林の四球でパソコンを閉じ、代打ジョーンズからはテレビに釘付けで、福田の犠打野選に笑いを抑えきれず、宗の同点タイムリーでガッツポーズ、そして吉田のサヨナラ打で狂喜乱舞。

25年ぶりの日本シリーズ、最高のスタートをきりました。



山本由伸

オリックス先発はエースの山本由伸

6回1失点と防御率通りの結果ながら、内容はいまひとつでなんとか凌いだという印象。

球数嵩んでの六回降板。
ヤクルトの粘りが球数が増えた一因も、それよりも単純に真っすぐが走ってなかった

受ける若月はたぶんそれが分かっていて、それゆえ変化球でかわすピッチングを選択。
そのなかでも特にフォークを多投。
その結果三振は増えたものの(奪三振9)、その分球数も増え。

真っすぐがあれだけ走っていなくても、これだけの投球ができるのはさすがの山本ではありましたが。



吉田と杉本

打線は初回からヤクルト先発・奥川に対しチャンスをつくるももう一本が出ず。

吉田は奥川に対し3‐0も全ていい当たり
杉本は第一打席以外は見どころなしで心配になるくらいの内容。
そしてこの既視感はCS初戦のもの。
CSではそこから立ち直った杉本、今回も再び立ち直れるか。
三割打った安定感と修復力に期待。



代打モヤと首脳陣の慧眼

1点ビハインドの七回、奥川に合っていた若月に代えて、代打モヤ
CS外れていたモヤが、甘い変化球を見逃さず復調の一発
打ったモヤももちろん見事でしたが、モヤの状態をしっかり見極めてベンチに入れた首脳陣の慧眼を褒めたい。

ただその裏、代わってマスクを被った伏見の裏をかいたリードが失敗し山田哲人にヒットを許し、村上の技ありの一発で2点のリードを許し。

1点取った代わりに2点取られた、七・八回の攻防。



比嘉幹貴

八回裏のチャンスも潰し、ビハインドの九回のマウンドに上がったのは比嘉幹貴
相手は一番からの好打順も、比嘉十八番の緩急を武器に三人で片付けました。
この比嘉の好投が、九回裏の奇跡を呼ぶこととなります。

2014年を振り返れば思い出されるのが最後にマウンドにいた比嘉のこと。
この比嘉と平野佳寿には、日本一の美酒をなんとしても味わわせたい。



九回裏① 紅林→ジョーンズ

そして、オリックスファンの間で一生語り継がれるであろう九回裏。

3球で追い込まれた紅林弘太郎
しかし、そこから粘り七球目の真っすぐを捉えてライト前。
これが大逆転劇の幕開け。

続く伏見に切り札・ジョーンズ
変化球に二度バットが空を切るも、そこから手を出さないのがベテランの技。
四球を選んで無死一二塁。

球場のボルテージはますます上がります。

しかし今季のジョーンズの代打成功率、出塁率の高さ。
神がかっています。



九回裏② 福田→宗

無死一二塁で、中嶋が福田に命じたのは犠打。
チャージをかけてきた一塁側でなくセオリー通り三塁側に転がした福田はしっかりと仕事を果たし、さらにここにマクガフの野選が加わり無死満塁
2点まで許される場面、ここは一つアウトを取るべきでしたが、三塁に投げたくなるマクガフの気持ちも分かります。

押せ押せで宗佑磨
無死満塁で点が入るか否かは先頭バッター次第。
4球目のスプリットをセンター前に弾き返して同点

一塁上で咆哮する宗佑磨。
絵になります。



九回裏③ 吉田正尚

更に押せ押せとなっての吉田正尚
ヤクルトには申し訳ないもののここで打席に立つのが吉田というところで既に詰んでおり、球場内の空気にも乗り初球を叩いて、打った瞬間のセンターオーバーのサヨナラ打で勝負あり。

とにかく最後まで観る価値があるのが今季のオリックスの試合。
あんな簡単に諦めていたチームがここまで変わったことには驚きしかなく。

負けて学ぶよりも勝って学ぶことの方が断然に多く、成長過程において成功体験がいかに大事か。

このチーム、本当に強くなりました。



白星発進、あと3勝

CS最終戦に続く劇的なゲーム。
大事な試合でのこのドラマ。

もう一度書きますが、このチーム、本当に強くなりました。

山本が本調子ではなかったものの心配するレベルではなく、打線もいい当たりが多くあり、CS初戦に比べても振りは鋭く。
また、クローザーのマクガフを打ち崩し、セットアッパーの清水に30球投げさせたことも次戦以降を見据えると大きい。

中嶋曰く、2戦目は宮城大弥。

興奮冷めやらぬ劇勝の勢いのまま、いざ。

劇勝で白星発進のオリックス。
25年ぶりの日本一へ、あと3勝。




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-吉田正尚
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