~オリックス、泥沼の7連敗に吉田正尚コロナ離脱 の巻~
7連敗
同点の六回表、近藤が無死一三塁、一死満塁のピンチを凌ぐも、その裏一番からの打順もあっさりと三者凡退。
七回表、実績皆無の本田仁海が一死二三塁から浅村、島内を連続三振に斬り流れを呼び込むも、これまた三者凡退。
九回裏は二死三塁で吉田に回ると楽天ベンチの選択は当然に敬遠で、二死満塁から頓宮倒れ無得点。
十回に黒木が本塁打を浴びるとここでジ・エンド。
反撃はもちろんなくこのまま追いつけず、また負け。
楽天に2カード連続の3タテを食らい、泥沼の7連敗。
GMの責任
先発好投も打線の援護なく、中継ぎ陣が点を取られて負けるいつものパターン。
昨季ならば、近藤、本田が気合でピンチを凌いだ後は点が入った気がしますが、悲しいかな、それはもはや輝かしい過去への幻想。
楽天の決勝打はカード初戦と同じく本塁打。
出塁率と長打率、いわゆるOPSの価値が市民権を得てかなり経ちますが、楽天の.738に比べ、オリックスOPSはわずか.561。
もちろん杉本の不振や外国人の極度の不振などの要因あれど、犠打の非効率性と長打力の有効性を身をもって知っているはずのGM福良がたった一人のユーティリティタイプの新外国人しか獲らなかったのもその一因であることは言を俟たない。
多くのファンが心配していたことがここまで現実になるとは。
吉田正尚、コロナ陽性
吉田の打席以外観るのが苦行なほどに酷いオリックス打線。
そんな惨憺たる状況のなか、オリックスファンが決して口に出さず恐れていたことが現実に。
吉田正尚のコロナ陽性。
首位楽天とのゲーム差を考えれば連覇は既に風前の灯というこの状況下での吉田の離脱はどうとればよいものか。
その判断は各々に委ねるとしても、チームにとってこれ以上の痛手はない。
検査の悪循環
ファームの試合に出始めた福田や杉本で吉田の穴を補充するつもりでしょうが、吉田だけは余人をもって代えがたし。
次カードがお得意様の日本ハムというのが救いで、なんとか連敗を止めて悪い流れを断ち切りたいもの。
しかし、終わりを知らぬオリックス勢のこのコロナ禍。
コロナ禍が続くことにより検査頻度が増し、検査頻度が増えれば無症状の選手もその網に引っかかり、さらに検査が増しの悪循環。
首位の楽天勢にも多数のコロナ離脱者が出ていることを考えると不平等と一概には言えませんが。
それよりも、レギュラー格の選手が抜けたチャンスを生かした野手が誰一人としていないことの方が問題。
この順位、このチーム状態ならば、打率2割前後の外国人など起用せず若手をとにかく辛抱して使わないともったいない。
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