~オリックス、不運に泣く の巻~
代打・吉田
セカンド縞田、サード大城、ショート鈴木がスタメンのオリックス。
ということは、
主力がベンチに控えているということ。
一点を追う八回裏、
先陣・西野がセンター前に弾き返し、無死一塁。
小島がバントの構えをみせるなか、
西野の代走小田が果敢にスチール。
この采配には驚きました。
伊達にストップウオッチを持っていない。
小島が歩いて、鈴木は予想通りのバントも、二球続けてミス。
中島に代わってバント要員として出場し失敗したあの風景が浮かびましたが、
どうにか成功。
鈴木も徐々に成長しています。
完璧な采配とその期待に見事にこなした選手たち。
流れは完全にオリックス。
ここで大城に代わって登場は、
真打・吉田正尚。
ファンのボルテージは一気に上昇しました。
逆転の空気が充満するなか、
吉田が目にもとまらぬ速さでセンター前に弾き返す。
そのとき、
不運にも、打球はピッチャーにあたり、
不運にも、勢いの死んだボールがファーストの目の前に転がる。
信じられないアンラッキーで、ホームフォースアウト。
これで、試合は決しました。
代打西野から吉田までの4人の若者が、
きっちりと自分に課された仕事をこなすも、
二つの不運で試合を落とす。
これも野球でしょう。
負けはしましたが、
若手の成長が垣間見えました。
金子で負けた
ローテを変更して、金子を得意の楽天戦にもってきましたが、敗戦。
九回の2失点はさすがの金子にも落胆があったのでしょう。
しかし、
あいかわらず元気のない打線には、言葉もありません。
打率は低くても構わないので、ここぞの場面で打ってほしい。
それができる、楽天・ウィーラーが羨ましい。
これで5連敗。
はたしてこの連敗はどこまで続くのか。
不安しかありません。