祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

吉田正尚

~オリックス、三冠王・吉田正尚と二冠王・青山大紀 の巻~

三冠王(もしくは五冠王)

台湾で行われていたアジア・ウインターリーグは18日、優勝決定戦がインターコンチネンタル球場で行われ、NPBウエスタン選抜がNPBイースタン選抜を6-1で下して優勝した

オリックスの吉田正は3打数2安打3打点で優勝に貢献。通算18試合に出場し打率・556、6本塁打、29打点で最優秀打者に輝いた。1年目の今季は打率・290、10本塁打。「1軍でも試合に出ている方なので“こんなもんか”と言われないように結果も出したい」と話していた通りに大活躍した。(スポニチアネックス)

17日に行われた準決勝。
6点のビハインドをひっくり返せたのは、間違いなく吉田がいたから。
5打席3打数3安打1本塁打5打点。
そのアーチは、試合をひっくり返す値千金の一打で、まさに主砲
残りの2打席はともに死球で、これぞまさに強打者の証。

4打数2安打でも打率が下がるという、異常なハイアベレージ状態で迎えた決勝戦。
相手は日本のイースタン選抜でしたが、そんなことも関係なく、
3打数2安打3打点。
打率はここでもアップで、
最終的には、
打率,556、本塁打6、打点29の三冠王。
最多安打と最多塁打も足せば異次元の五冠王。

化け物です。

別の記事でも書いていますが、視察に来た阪神二軍監督・掛布も吉田を絶賛。
吉田正尚の、ケチのつけようのない圧倒的な成績に、
まったく盛り上がることのないままに一年を終えようとしていたオリックスファンは、やっと溜飲を下げることができました。

ウエスタン選抜の優勝、
吉田がいなければなかったでしょう。
チームの勝利に貢献する一打を放ち、
チームを優勝に導く

打席に立つたびに新鮮な驚きを与えてくれる吉田正尚。
大抜擢のWBC出場とか、ないですかね…?
そんなビッグサプライズ、あってもまったくおかしくない。

(↓二本目なんて、惚れ惚れします。)




二冠王

吉田が照らし出す光線が眩しすぎるため、
なかなか話題になりませんが、
じつは、台湾ウインターリーグで快挙を成し遂げた選手がもう一人。

オリックス・青山大紀です。

6試合に登板し、3勝を挙げ最多勝
防御率は驚異の0.00
1.00を切ると球界を代表するエースといわれるWHIP(WHIP = (被安打 + 与四球) ÷ 投球回)は、これも驚異の0.93
つまり1イニングで(数字上)一人の走者も出していないということ。

U23に続き、ウインターリーグでも結果を残した青山。
ウインターリーグのレベルが云々言われますが、
それでも、防御率0.00、WHIP0.93という数字を出すのは容易ではありません。

智弁学園時代、投手か打者かスカウトを悩ませた青山の才能が、
徐々に開花し始めています。
社会人でもほとんど投げていなかった青山を4位で指名した、オリックススカウト陣(特に由田)の決断が、ここでも実を結び始めています。

来季の先発ローテは、
金子・西・ディクソン・松葉までが確定。
残り二つの椅子を、東明・山崎福・山田・新人の山岡、黒木・先発転向が噂される岸田らで争っていますが、
そこに十分割って入れる内容です。

吉田・青山と、
オリックスの未来は、非常に明るい

ただ、彼らの獲得を主導してきた、前編成部長の加藤康幸の退団が決定的なようで…。
この話題はまた次回の記事で記します。




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