~オリックス・吉田正尚、衝撃の36票 の巻~
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オールスターファン投票選出0人に終わったオリックス。
3・4月の月間MVPに輝いた金子とTを除き、
中継投手部門の黒木、
抑え部門の平野、
三塁手部門の小谷野、
遊撃手部門の安達が、
5位になんとか顔を出す程度。
捕手(若月)、一塁手(中島)、二塁手(西野)、指名打者(吉田正尚)に関しては、票数が発表される5位にも入らず。
6球団で構成されるパリーグですから、
ファンの目からみて、彼らはノミネートされた選手のなかで最低の評価ということになります。
選手間投票
そんな状況のなか、本日、選手間投票の結果が発表されました。
こちらは文字通り、ファンではなく選手からの投票。
肌で触れた選手の実感が票に反映されるため、ファン投票よりもより選手の実力・評価を正確に示すものとなります。
その結果、
パリーグ投手部門は千賀ではなく、則本。
遊撃手は今宮ではなく、茂木。
指名打者部門では大谷ではなくデスパイネが、実力通り選出されました。
外野手部門の9人を除き、
各ポジション別に発表されたのは3人のみ。
オリックスの選手は案の定ほとんどそこに入っていなかったのですが、
外野手9位の枠に目を移したとき、その衝撃に思わず息をのみました。
9位 吉田正尚(オリックス) 36票。
今季一度も打席に立っていない選手が、36票という少なくない票を集めている現実。
しかもそれは、同じ土俵に立つプロ野球選手から集めた票。
オリックスファンの愛する吉田正尚の凄さを、再認識させられました。
吉田正尚。
やっぱり、おそろしい選手です。
無事復帰
その吉田。
一昨日の鳴尾浜での阪神戦で一番指名打者で二度目の実戦復帰をはたすも、
翌28日は欠場。
また再発かと不安になりましたが、
今日の試合、二番レフトで無事先発出場していたようです。
安心しました。
プロをも魅了する吉田正尚は、オリックスだけでなく球界の宝。
まずはしっかり治して、
それから、一日も早い復帰を期待しています。
なお、
オリックスのエース、金子。
選手間投票では、菊池雄星を抑え二位に入っていました。
なかなか勝ち星も伸びずその力に関して不安に感じる面もありましたが、
対戦する選手たちの評価はいまだ高く、
なんだかホッとしました。