祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

吉田正尚

~オリックス、二番・吉田正尚! の巻~




 初セーブ

九回裏、
初めてセーブのつく場面で登板したオリックスの新クローザー・増井浩俊
対するは、オリックス戦に強い鈴木大地。
初球のフォークが吸い込まれるように真ん中に来たところを、鈴木逃さずジャストミート。

フェンスぎりぎりの、ライトフライ。
肝を冷やしました。

その後同点のランナーを二塁に進めるも、最後の打者を内野ゴロに打ち取りゲームセット。
オリックスに来て初めてのセーブを挙げました。

圧倒的なピッチングはまだみられませんが、
この初セーブで、気持ちも落ち着いたことでしょう。

ようこそ、オリックスへ。
今季のオリックスのクローザーは、増井浩俊です。



 二番・吉田正尚

16試合目にして初めて、
多くのファンが待ち望んだ、二番・吉田正尚が誕生。

福良にしては、早い決断。
6つの借金を積み重ねて、ようやく二番・大城の非に気付いてくれました。

5回まで苦手・唐川に完璧に抑えられ、
初めて迎えた六回のチャンス。

一死一三塁から宗がタイムリーを放ち、同点
一死一二塁とさらにチャンスが続き、迎えるは二番・吉田正尚

ここがいままでならば大城で、
打率,163、出塁率,213、本塁打0本。

これが二番吉田正尚ならば、
打率,293、出塁率,381、本塁打3本

一目瞭然とはこのことで、
投手に与えるプレッシャーも、格段に違います。



 最大の勝因

結果は、ライトオーバーのシングルヒット

吉田に備えて外野の守備位置がかなり後ろであったことから(それによりヒットゾーンが広がることも二番・吉田の利点です)、二塁ランナーのTが判断に迷いホームに還ってくることができず打点は付かなかったものの、チャンスは拡大
四番・ロメロの押し出し、
五番・マレーロのダメ押し打に繋がりました

ここがいままで通りの二番・大城だったならば…。
想像するだけでぞっとします。

七回も、三番に入った小谷野に一本が出ず得点ならずも、
申告敬遠で出塁しチャンスを拡大させた二番・吉田正尚。

今日の勝利の最大の原因は、吉田正尚を二番に入れたこと
そう言い切っても過言ではないでしょう。



 オリックスファンの想い、願い

オリックスファンの多くが待ち望んだ二番・吉田正尚
オリックスファンの想い、願いが、ようやく福良に届きました

マジョリティーが常に正しいとは限りませんが、
これに関しては、明々白々。

①打率,163、本塁打0.打点1、四球1、盗塁0、盗塁死2、出塁率,213、OPS.413。
②打率,293、本塁打3.打点10、四球7、盗塁0、盗塁死0、出塁率,381、OPS.890。

①の選手を、②の選手よりも多く打席が回ってくる位置に配する。
その愚にようやく気付いた福良を、褒めてあげたいくらい。

自らの考えに執着するのも結構。
ただそれならば、そこに勝利が付属していなければなりません。
でなければ、
改め、その拘りを捨てるのみ。

もちろん、二番・吉田正尚で勝ち続けるということでもないでしょう。
ただ、
二番・吉田正尚のおかげで今日一つ勝ったのは、
まぎれもない事実です。



 アルバース&若月健矢

アルバースの力投も、大きな勝因の一つです。

ストレートは130キロ後半も、昨日の金子と違いロッテ選手の多くが振り遅れる。
取っては投げる、早いピッチングスタイルもその一因でしょう。
しかし、
最大の要因は若月の好リード
昨日の伊藤とは対照的に、ズバズバと内角を要求し続けました。

そこに怖がらず投げさせる若月も天晴、
そこに投げ切るアルバースも天晴でした。

伊藤が昨日のミスで二軍落ち。
若月がいれば、
まったく問題はないでしょう。



 采配的中

その若月を、初めてのチャンスとなった六回一死一塁でズバッと代えた福良
代打はT
全く期待していませんでしたが、二球目のストレートの見逃し方がよく、
もしかしたらと思ったところで、ライト線へのヒット。

福良の采配が見事に決まりました

その後マスクを被ったのは、今日上がった山崎ではなく、一塁でスタメン出場の伏見。
Tをそのまま一塁に回したかったためとはいえ、
伏見寅威、
捕手としての信用もつかみ始めています。



 福良のおかげも

楽勝ムードはまさかの八回で吹っ飛びましたが、
なんとか逃げ切りました。

今季初めて接戦をものにしたオリックス
やはり野球は勝ってこそ。

今日は福良のおかげで勝ちましたが、
一つ、いや二つ苦言を。

まずは七番・大城
使うなら九番。
安達、若月より上に配する必要は全くなし(守備もボロボロで、いまの大城を使う必要性を感じませんが)。

もう一つは八回の吉田への守備固め
九回は七番からで、二人出れば二番に回ってきていました。
まだ3点差、
そんなリスクを冒してまでわざわざ守備固めを使う必要は全くありません。

埼玉では、西武が7点差を八・九回でひっくり返してサヨナラ勝ちという信じられないことが起きました。

油断は禁物。
守備固めを使うなら確実に打順が回ってこない場合のみです。

最後もたつきましたが、
やはり今日の勝利は気持ちが良かった。

明日も、二番・吉田がみたいのですが、
さあ、果たしてどうでしょう。



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