祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

吉田正尚

~オリックス、交流戦リーグ勝率1位も… の巻~




引き分け

延長12回二死二塁、一打サヨナラ負けの場面。
マウンドには比嘉幹貴
最後の打者を空振り三振に斬ってとり、なんとか引き分けに持ち込みました。

勝てたと言えば勝てた試合も、
負けたとしてもなんらおかしくなかった今日のゲーム。

お互い、死力を尽くしての痛み分け。
記録に残ったエラー、記録に残らなかったエラーもあり、
負けなくてよかった、が試合終わっての実感です。



四択

キーポイントは六回裏。

五回までノーヒットピッチングのオリックス先発・山崎福也が初安打を許し、
犠打とTのエラー、盗塁刺がリクエストでひっくり返って、二死二三塁。
バッターは四番の糸井嘉男

阪神打線で注意するのは糸井ただ一人(同様にオリックス打線で注意すべきも吉田正尚一人ですが)。

ここでの選択肢は、
山崎続投→糸井と勝負
山崎続投→糸井敬遠し、五番の右の中谷と勝負
山崎降板で右投手投入→糸井と勝負
山崎降板で右投手投入→糸井敬遠し、五番・中谷と勝負

左の中継ぎがいない以上、この四択となります。



③黒木で勝負

②山崎続投→糸井敬遠し、五番の右の中谷と勝負 は現実的でなく、残るは3つ。

左の山崎に代えて右投手を左の糸井にぶつける③は一般的ではないものの決して間違いではなく、
これを誤りとすれば、左投手に(調子のいい)左打者をぶつけるのも愚ということとなります。
ただ、
ここで出てくるであろう、右の黒木・近藤が糸井を抑えることができるかははなはだ疑問

④に関しては、黒木・近藤どちらも制球面に不安あり、満塁となると押し出しの危険性も否定できず(ここで制球のいい比嘉が使えれば非常に面白いのですが)。

ということで、
私の結論は、ここまで好投しゲームをつくってきた山崎福也の続投(①)でしたが、
福良の出した答えは、山崎に代えて黒木投入で糸井と勝負(③)

結果は、逆転タイムリー。



④が最善策か

上述しましたが、左打者に右投手をぶつけること自体は問題なし。
ただ、いまの黒木には少々荷が重く、打った糸井が上だったということ(大城のミスもありました)。

福良が選択を誤ったとは思えません。

しかし、
その後の黒木と中谷との対決をみると、
④山崎降板で右投手投入→糸井敬遠し、五番・中谷と勝負 が結果的にみると最善策だった気がします。

この場合は押し出しのリスク(失点1)が非常に高まるものの、0で終わる可能性も高く。
糸井勝負は0で終わる可能性はあるものの、2点取られる可能性もあり。

いつも書いている犠打是非論にどこか似ている気がします。

やはり、野球は難しい。



采配で取り返す

一見すれば采配ミスともとれる継投失敗。
流れは明らかに阪神も、
敗色濃厚の八回の逆転劇はお見事でした。

左の能見に左の西野をぶつけてヒット
犠打捕逸で一死三塁となって、
代打小谷野がスライダーをセンター前に弾き返して同点

安達が送って二死二塁。
ここで吉田正尚がタイムリースリーベース

策がズバズバ決まっての逆転劇。

打った選手ももちろん立派ですが、
自らの継投ミス?を自らの采配で取り返した福良も立派でした。



同点弾

八回山本で、九回は増井

先頭は糸井。
結局は糸井だけなのですが、その糸井にスタンドに運ばれ、土壇場で同点に追いつかれます

1か月半ぶりの失点。
増井は責められません。

ただ、何度も書きますが結局は糸井のなか、
その糸井に二度やられたのが、非常に悔やまれます。



吉田正尚、故障

ほぼ決まっていた、交流戦リーグ勝率1位を引き分けで確定させたオリックス。
交流戦のMVPは我がオリックスから選ばれることに。

私は増井かなと思っていたのですが、
今日の失点とタイムリーで吉田正尚がMVP最有力候補かなと思います。

その吉田正尚、
八回の三塁打の際に足首を痛め、途中交代
自ら歩けず両脇を抱えられながらベンチに戻った姿をみると、軽症とは思えず。

心胆寒からしめる非常事態に、
交流戦リーグ勝率1位の喜びが吹っ飛んでしまっています。



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