祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

吉田凌

~オリックス・吉田凌、未来につながるノックアウト の巻~




 吉田凌

オリックス二軍の出世頭、プロ2年目の吉田凌がプロ初登板初先発

以前の記事でも書いていましたが、
ファームで防御率2.37と好成績は残しているものの、現状、ストレートに力強さがなく上で通用するかは懐疑的でした。

今日のマウンド、残念ながら、
吉田の現在の課題が露呈したピッチングとなりました。

ストレートは140届かず
ゆえに、下では通用した得意のスライダーが見逃される
カウントを取りにきたボールはことごとく弾き返され、
中田との勝負に粘り負けしたところで勝負あり。

結果、2回2/3、被安打5自責点6

現状では仕方ないかなと。



 0と2

打者16人に対し、奪った三振は0
それよりも、
68球を投げ、奪った空振りがわずか2つ
ここに現在の吉田の問題が表れています。

しかし、
ファーム公式戦での最終登板でみせたプロ初完封。
才能があることは間違いなく、
このノックアウトは今後の吉田凌にとってきっと価値あるものとなるはず。

なにが通用しなかったのか、
なぜ通用しなかったのか。

通用しなかったのは現在の吉田。
今日のピッチングを糧に、
スケールアップした未来の吉田凌に出会う日を、楽しみにしています。



 飯田大祐

吉田とバッテリーを組んだのは、ルーキーの飯田大祐
こちらもプロ初出場、初スタメン。

結論から言うと、荷が重かった。
というか、いきなりスタメンで使う意味があったのか

下で吉田とバッテリーを組んでいたとはいえ(上述の完封勝利のときもバッテリーを組んでいました)、
いきなりのスタメンマスクだと自分のことで精いっぱいのはず。

捕手のなすべき仕事は、投手の把握と打者の把握、二つあり。
そして、最優先すべきは打者の把握。
飯田、
下で組んで投手・吉田の把握はできていても、相手日ハム打線についての情報はほぼなし。

この飯田の起用は、
飯田本人にとっても先発吉田にとってもプラスになりませんでした

新人に対してもっと配慮できれば、
彼らはもっと力を発揮できるはず。

消化試合といえども、ルーキーバッテリーで勝てるほどプロは甘くなく
そんなこと、分かり切っていることだと思うのですが…。



 松葉貴大

無死三塁から点が入らなかった三回の攻撃。
今季のオリックスを表しています。

4月、あれだけつながった打線も終わってみればいつもの通り。
点の取り方の下手さは致命的。
本塁打以外でいかに点を取っていくか。これを学ばぬことには上位進出もおぼつかず。

吉田の後を受けた松葉は吉田以上に悪く

早々とシーズンを諦めた日本ハムは多用した若手が成長し、その若手にオリックスはやられています。
それに比べて我がオリックスは…。

来季に向けて明るい話題が少しでも欲しいのですが…。




-吉田凌
-, ,