~オリックス、中日に勝利 の巻~
ロメロ頼り
セパ両リーグの最下位同士の対決、第2ラウンド。
エラー、パスボール、けん制悪送球、押し出しと、中日はミスのオンパレード。
勝利を献上してもらった形ですが、
こういう試合を確実にものにしていくことが大事です。
勝ち癖はこうやってついてきます。
昨日の記事で、
打つべき人がいて、
打つべき人が打つ、と書きましたが、
打つべき人、ロメロが四番で復帰し、先制打を放ち、
打つべき人、吉田正尚が20打席ぶりにヒットを放ちました。
吉田・Tが不振で、
いまのオリックスは、ロメロ頼り。
その期待に応えてくれるロメロの存在はありがたいものの、
ここまでロメロにおんぶにだっこだと、不安にもなります(昨日のように)。
早く、和製大砲二人が本調子に戻ってほしい。
山崎福、澤田、海田
オリックス先発は西。
初回先頭の大島にフォアボール、
二回は、2死球にボークの独り相撲で失点。
むちゃくちゃな序盤でしたが、
中日の拙攻もあり、なんとか5回2失点にまとめました。
3回以降はなんとか立ち直ってきた感じでしたが、
パリーグ相手だと2回ノックアウトで立ち直る機会すら与えてもらえなかった可能性も。
キャンプで福良が絶賛していた西。
いまのところそこまでのピッチングをみせてくれてはいません。
少し心配です。
山崎福也は今日も好投。
澤田圭佑は今日もつかまりそうでつかまらない粘りのピッチングで連続無失点更新。
最後は結婚を発表した海田が締めてゲームセット。
彼らの活躍が今日の収穫です。
岩崎恭平
やっとでた吉田正尚のヒット。
スイングは相変わらず大きく、とにかく当てにいくようなバッティングだけはやめてもらいたい。
フルスイングは、ひとつの才能なのだから。
感動したのは、6回の岩崎恭平。
オープン戦にもかかわらず、ボテボテのファーストゴロで一塁へヘッドスライディング。
その闘志で一点をもぎ取りました。
キャンプは二軍スタート。
春季教育リーグでしっかりと結果を残しやっと一軍昇格。
自らの置かれた立場を、自らの力で打ち破らんとするその心意気に、感動しました。
オープン戦でこういう強い態度をみせるのは恥ずかしい面もあるでしょう。
しかも元ホームグラウンドで。
しかし、いまの岩崎にはそんなことは関係ない。
一球、一打席に懸けるその闘志は、オリックスに最も欠けているもの。
岩崎恭平、
すばらしいプレーでした。